SNS運用代行とは?メリットデメリットや代理店の費用相場も解説!
目次
SNS運用代行とは?メリット・デメリットや代理店の費用相場も解説!
企業の広報やマーケティング部に変わり、SNSの運用を行ってくれるSNS運用代行業社。直近はSNSに力を入れている企業も多く、その中で差別化を図るために、ノウハウを持っている運用代行業社に運用を依頼している企業も多いようです。
ただいざSNS運用代行を利用しようと思っても、実際に何をしてくれるのか、どんなメリットデメリットがあるのか、そもそも費用はどのくらいなのか、と分からないことが沢山ですよね。
本記事では上記の内容を網羅しつつ、実際に頼むとしたらどの企業がおすすめなのか、ということまでしっかりとお伝えできればと思います。最後までご覧いただき、ぜひSNS運用代行についてマスターしていただけると嬉しいです。
SNS運用代行で依頼できること
まずSNS運用代行を依頼すると、実際にどんなことを行っていただけるのかをお伝えします。お伝えできることを簡単にまとめると、投稿および投稿の分析、そしてSNS広告の運用、になります。
前提SNS運用ですが、SNSの投稿の運用とSNS広告運用に分かれます。分かりやすくXを例に挙げて説明させていただくと、前者の投稿の運用はポストの作成投稿・親和性の高い企業やユーザーのフォロー・エゴサーチによる自社に関する投稿へのリプライなどが主要な業務となり、後者の場合は広告用のポストやバナーの作成・そして広告の運用が主要業務となります。基本的には前者のような業務はすべて任せることができ、後者の広告運用についてはプラスアルファのオプションとして依頼できる企業が多いようです。もちろん依頼できる内容が多い方が良いものもありますが、自社投稿に対するリプライなどは雛形やルールさえ決めてしまえば自社内で比較的簡単に対応可能ですので、その辺りは見極めが必要です。
少し話は変わりますが、SNS運用を行う上ではPDCAを早く回していくことが勝ち筋となっています。SNS運用代行企業に運用を依頼すると、投稿の分析やレポートの作成、そしてネクストアクションの提示をしっかりと行ってくれるので、必然的にPDCAを回す速度が早くなり、かつ分析に基づいて施策を決めているので施策自体の角度感も高くなり、インハウスの運用と比べると効果が出やすい傾向にあります。それこそスタートアップなどでは、経営陣や株主への報告がこまめに必要になってきますが、それも代理店からもらったレポートを元に作成することで工数を大幅削減できるので、とてもおすすめです。
またSNS運用を委託する上では、代理店の担当者と以下に密にコミュニケーションを取るかも重要なポイントとなります。基本的にはメールや電話でやり取りを行いながら、月に2-4回ほど1時間ほどの定例MTGを組む企業様が多いようです。直近はSNS運用代行を企業に頼まず、フリーランスの方に頼むケースなども多いようなので、誰に頼んだかにより、コミュニケーションの取り方を工夫することも大切ですね。
SNS運用代行におけるメリット・デメリット
SNS運用代行について簡単に説明させていただいた上で、次は依頼することによるメリットデメリットを簡単に説明させて頂きます。もちろんお金を払って依頼する以上は、それ以上の効果を出して頂き、ペイするようにしたいですよね。ただ自社の状況やコミュニケーションの取り方によっては上手くいかないことも十分に考えられるため、ぜひ現在の状況を思い浮かべながら、下記のメリットデメリットを確認いただけたらと思います。
メリット1:ノウハウのある企業の運用により効果改善が見込める
まずひとつ目のメリットが、代理店のノウハウをフルに活かして運用できるで、効果が出やすいという点になります。自社の担当者では経験豊富な方でも、2.3社のアカウントしか運用したことがないというケースが多いかと思いますが、代理店の担当者はどんなに少なくとも5.6社経験があり、豊富な方ですと100以上を超える企業アカウントの運用経験があります。経験値が圧倒的に違うため、課題分析や戦略立案、そして投稿内容のレベル感も必然的に高いものになります。
費用などを鑑みて自社で運用をスタートしてみたものの、1年近く経っても眼に見える成果が出ない…といった声を聞くことも多いので、重要なポイントではしっかりプロを頼ることが大切ですね。
メリット2:各媒体の情報や他社事例などを得ることが出来る
ふたつ目のメリットは、媒体の営業からの情報や同業他社の情報なども得ることが出来るという点です。1の効果改善が見込めるという内容と少し近くはなってしまうものの、代理店の会社全体で担当している企業アカウント数は、多いところだと2万以上になるため、企業ノウハウとして信じられないほど多くの事例を持っています。
業界の競合の動きやトレンドなども、しっかり把握できている企業が多いため、やはり自社で運用した際と比べて効果改善につながりやすいです。競合の投稿を分析し、ライバル社が動いてきた段階でこちらも新しい手を打つなど、リアルタイムで動きを見ながら施策を動かしていく事がベストですね。
また運用代理店からのレポートや提案から学ぶことにより、社内のノウハウ蓄積にもつながります。定例資料の雛形や課題分析の方法などは、自社運用ではなかなか触れづらい情報になります。一度代理店を利用してみた上で、もし自社でもやれそうと感じたらインハウスで行ってみるのもひとつの手かと思いますので、スタートダッシュを決めるためにまずは代理店に依頼してみる、というのも良いかもしれませんね。
メリット3:依頼しすぐに動き始めることが出来る
最後のメリットは、代理店に依頼してからスピード感を持って、すぐに動き出せるという点です。運用のナレッジが社内にない場合、担当者の採用をする、もしくは未経験者にナレッジを蓄積しながら進めてもらうという手法になるかと思います。それでは動き出すまで時間がかかってしまい、さらにその上成果も出すとなると、少なくとも1年以上かかってしまうのではないでしょうか。その点代理店へ依頼することによって、契約や業界のキャッチアップなどで一定時間はかかるものの、1ヶ月で運用を開始し、3.4ヶ月目で成果が見え始めることが多いです。スタートアップでも大企業でも成果を出すに早いに越したことはないので、これは嬉しいですね。
デメリット1:費用がかかる
次にデメリットについてお伝えします。ひとつ目は当然と言えば当然なのですが、依頼するにあたり費用がかかります。実際の費用に関しては後で詳しくお伝えできればと思いますが、最低でも月10万円前後が最低ラインとなります。またそこに広告の運用まで依頼するとなると、プラスアルファで広告運用予算の20%近くを費用として支払うことになります。予算やアカウントの規模感によってはかなりの額になるので、事前の確認が大切です。
デメリット2:商材に関してのキャッチアップが必要
ふたつ目のデメリットは、代理店側で業界や商材のキャッチアップが必要になるということです。例えば人材業界を例に挙げるとすると、ユーザーに刺さる投稿を作成する上で、転職希望者の年齢分布やカスタマージャーニマップ、転職社に人気な業界や直近の転職軸のトレンド、などをしっかり抑える必要がありますよね。ただ運用企業によってはこの辺りの情報を持っていない、もしくは手に入れようと思っても手に入れられないケースがあります。
よってまずその辺りの情報をしっかり持っている代理店(特にその業界に強い代理店やその業界出身の担当者がいる代理店をしっかりと選定すること、それが難しい場合、こちら側で業界や商材について分かりやすい資料を作成し、代理店側にインストールすることが大切になります。SNSに関する知識が多いといえども、マーケティングの大前提はユーザー理解になるかと思うので、ここは絶対に押さえておきましょう。
デメリット3:しっかりとした管理体制が必要
最後のデメリットとしては、依頼するといえども任せきりではなく、俗にいう代理店のマネジメントの必要があるという点です。この点がしっかり出来ていないと、代理店によってはPDCAが回っておらず、それっぽい報告だけいただくという最悪な状況になりかねません。
マネジメントの第一歩としては、基本的なことになりますがしっかりKPIを置いてあげること、そしてその上で達成できている場合はさらに高い目標を、未達の際はいかに改善するかを分析してもらい施策を出してもらうことが大切になります。代理店の営業担当や運用担当者はひとりで何社も抱えているため、その複数の企業の中で如何に自社の優先順位をあげてもらうかが大切になります。そのため代理店と信頼関係を築くことや、数値的なマネジメントをしっかり行うことが欠かせません。
SNS運用代行業社の費用の相場
メリットデメリットについて説明した上で、次は代理店に依頼する際の費用の相場をお伝えします。
デメリットの中でも軽くお伝えしましたが、基本的には月10万円(税抜)前後が最低ラインとなります。一般的に運用のすべて(広告を除く)を依頼するとなると、30万―60万(税抜)くらいを見ていただけると良いのかなと思います。また広告を追加で依頼する場合は、上述の通り広告費の20%分をFeeとしてお支払いするケースが多いです。例えば月の広告運用費が100万円の場合は、まず予算として100万円をお支払いし、その上でFeeとして20万円を追加でお支払いするので、合計120万円を支払うことになります。
ただお伝えしているのは費用の相場になるので、実際にいくつかの代理店から話を聞きながらそこで費用について話していくことが良い進め方かと思います。企業規模や予算が多い場合には、コンペを開き複数社から提案をもらうことも可能かと思うので、自社の状況と照らし合わせながら進め方を検討するのがベストです。
また代理店の場合は、単純な費用の比較ではなく、ツールの充実度などもしっかり確認する必要があります。例えばレポートに関して目を向けてみると、メールで数値をベタばりで報告する企業、週に1度の定例でのみ共有がありそれ以外はこちらから聞かない限り共有がない企業、それらとは対照的にデータポータルなどを用いてリアルタイムで常に数字を確認可能な企業など、本当に代理店により千差万別です。費用が少し高かったとしてもデータポータルや競合分析ツールなどあった方が良いものはあります。費用にだけ目を向けるのではなく、しっかりとコストパフォーマンスを見極めることが大切です。
おすすめのSNS運用代行業社
最後におすすめのSNSの運用代理店を、10社ほど紹介させて頂きます。
おすすめのSNS運用代行業社1:株式会社トリドリ
まず1社目が「株式会社トリドリ」になります。SNS系のサービスを多数展開しており、一般的な運用に加えてインフルエンサーマーケティングにも強く、投稿の作成からインフルエンサーによる拡散までも依頼できるため、非常に効果が期待できます。
運用代行に関しては「トリドリライクス」というサービスにて、費用は月額9万円(初期費用は7万円)で、投稿画像作成および月12回の投稿を依頼できます。費用感的にもお求めやすく、また上記の費用感の中で分析ツールの導入やレポート作成も行ってくれるので安心です。 投稿のみならずSNS全般の運用に力を入れ、自社のブランディングをしっかりと行っていきたいという企業様は、ぜひご利用してみてはいかがでしょうか。
おすすめのSNS運用代行業社2:株式会社Epace
次に紹介する企業が「株式会社Epace」です。Instagramだけではなく、TikTok、YouTubeの広範囲なSNSの運用にくわえて、広告、映像・Webサイト制作まで多岐にわたりサービスを展開している代理店になります。
大手からベンチャー、芸能人など幅広い導入データがあるため、あらゆる事業領域にあわせて運用効果の最大化を目指した支援が可能です。
さらに実績豊富なスタッフから学べるSNS勉強会も実施しており、デジタル人材育成を行いたい企業様やノウハウを身につけて運用を内製化していきたい企業様にもおすすめです。
気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社Epace:https://e-pace.co.jp/service/sns-school/
おすすめのSNS運用代行業社3:株式会社ホットリンク
次に紹介する企業は「株式会社ホットリンク」になります。SNSマーケティング全般に強く、UGCやULSSASといったSNS運用界隈でよく使われるキーワードを生み出したのもホットリンクになります。
SNS投稿データや繰り込みデータの収集から始め、それらのデータの解析および企画立案、そして施策の実施まで一貫して行ってもらえます。指標が見えづらいSNSの運用ですが、投稿によるUGCや指名検索の増加などと照らし合わせてPDCAを回してくれるため、効果も期待できますね。
気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社ホットリンク:https://www.hottolink.co.jp/service/account-operation/
おすすめのSNS運用代行業社4:株式会社サムライト
3つ目に紹介する企業は「株式会社サムライト」です。オウンドメディアからSNSの運用、ペイドメディアまでを広く取り扱う、デジタルマーケ専門の代理店です。
SNSの広告運用においては、Instagram・TikTok・Xと基本的にすべての媒体で対応が可能で、ソーシャルメディアの全体設計やコンサルティングも行ってくれます。いくつもの媒体のブランディングを総合的に行い、それらを元に各媒体を最適化してくれるので、現状回しているSNSが多く予算も多い企業様が一括でお任せすることが良いのではないかと思います。
気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社サムライト:https://somewrite.com/
おすすめのSNS運用代行業社5:株式会社ガイアックス
4つ目に紹介するのは「株式会社ガイアックス」です。こちらもデジタルマーケティングに広い知見があり、様々なチャネルに対応可能な代理店です。
業界トップクラスの支援領域を誇り、SNSアカウント運用、クリエイティブ制作、マーケティングリサーチ・分析、SNSNブースト施策といった内容から、リスクマネジメントまですべて対応してくれます。特に最後に紹介したリスクマネジメントは、昨今の企業アカウントの炎上が多い中では、安心して任せることができますね。
気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社ガイアックス:https://gaiax-socialmedialab.jp/service/account/
おすすめのSNS運用代行業社6:株式会社ウィル
5つ目に紹介する企業は「株式会社ウィル」です。HPやLP制作からSNSの運用までを手がける代理店になります。
SNSの運用に関しては、インスタグラムに特化しており、アカウントの開設から運用までをまるまるお任せすることができます。素材の撮影やハッシュタグの活用によりフォロワーの獲得を見込むことができます。
気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社ウィル:https://we-will.jp/
おすすめのSNS運用代行業社7:株式会社サイバーバズ
6つ目に紹介する企業は「株式会社サイバーバズ」です。サイバーエージェントグループ内の1企業であり、バズの名前通りSNS系のサービスや運用代行などをメイン事業としております。
UGCクリエイティブ制作のDETEKURUや運用代行サービスのBRIDGE、そしてSNS運用管理ツールのOwgiなど、多くのツールを活用し運用をサポートしてくれます。特に最後のOwgiに関してはUGC収集からクリエイティブ制作、投稿管理までをリアルタイムで確認することができるので、とても便利ですね。
気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社サイバーバズ:https://www.cyberbuzz.co.jp/
おすすめのSNS運用代行業社8:株式会社SAKIYOMI
次にご紹介するのは「株式会社SAKIYOMI」です。Instagramには勝ちパターンがあるというコピーの通り、Instagramを中心とした運用代行・運用支援を行っている企業となっています。
平均4.3ヶ月で1万フォロワーを達成できるとのことだったので、安定した実績を求めるのではればSAIYOMIがおすすめです。予算によってプランも分けることができるようなので、気になる方はぜひHPをご覧になってみてください。
気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社SAKIYOMI:https://sns-sakiyomi.com/
おすすめのSNS運用代行業社8:株式会社DMF
8つ目に紹介するのは「株式会社DMF」です。店舗集客に特化した運用を、Instagram・Facebook・X・Tiktokと様々な媒体で行ってもらうことができます。過去の事例を見ても「反応率の高いコンテンツに絞り問い合わせ10倍」と質の高いPDCAを回されている事がわかりますね。
気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社DMF:https://d-m-f.jp/
おすすめのSNS運用代行業社10:株式会社DMM Boost
次に紹介するのは「株式会社DMM Boost」になります。言わずと知れたDMMグループ傘下のSNSに特化いた企業となっております。
SNSの運用のみならずインフルエンサーマーケティングサービスの「Star Boost」やLINEの拡張機能ツールの「DMMチャットブースト」などを展開しており、チャネルや媒体を問わず、広く獲得に向けてサポートしてもらう事ができます。
気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社DMM Boost:https://hassyadai.notion.site/hassyadai/DMM-Boost-Inc-4c892540b7ef49d581e0935edd5b8f66
おすすめのSNS運用代行業社11:株式会社original
最後に紹介するのは「株式会社Original」です。その名の通り「オリジナル」な発想と提案で、サービスの拡大に向け提案をもらう事ができます。
Instagramの広告運用に加え、aim@というサービスも提供しており、aim@にてInstagramのフォロワー獲得やそこからのCVRの増加などもサポートしてもらえます。気になる方は一度下記URLから確認してみてください。
株式会社original:http://original-inc.com/
SNS運用代行業社を上手く活用していきましょう
少し長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。SNS運用代行に関して知識を深めていただくことはできましたでしょうか。SNSがコミュニケーションや情報収集において主要なツールとなっている現状で、マーケティングとSNSは切っても切り離せないような関係です。ぜひ代理店を活用し、自社のマーケティング活動を成功へと導きましょう。
また一番めに紹介させていただいた株式会社トリドリのトリドリライクスに関する資料は、下記からダウンロードいただけます。低コストでアカウント運用をお任せしたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
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