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【徹底解説】5分で分かるTikTokの使い方

【徹底解説】5分で分かるTikTokの使い方
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InstagramやX(旧Twitter)、facebookのように長年続いているSNSもあれば、TikTokのように急激に利用者数を伸ばすSNSもあります。

また、SNSを活用したビジネスは非常に多いですが、中でもTikTokを活用したWebマーケティングは一際注目を集めているのです。

とはいえ、TikTokは若年層のユーザーが主ということもあり、そもそもTikTokにどんな特徴があって、どのように使えばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、TikTokの特徴やアカウント作成方法、閲覧方法、動画投稿方法などについて詳しく解説します。

TikTokをこれから始める方やマーケティングでTikTokを活用したいという方にとって役に立つ情報をまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

若者に人気のSNS TikTokの特徴

TikTokの主な特徴は以下の通りです。

それぞれの特徴について、以下で詳しく解説します。

いろんな方の動画を視聴・自ら投稿ができる

TikTokでは、インフルエンサーや芸能人、企業、個人など、いろんな方の動画を簡単に視聴・投稿できることが大きな特徴です。

InstagramやX(旧Twitter)などのように気軽に動画投稿・視聴できるだけではなく、人気の高い曲やバズっている曲などをBGMとして利用できるため、視聴だけでも長時間楽しむことができます。

また、数多くのフィルターやエフェクトを使用することができるため、自分の顔を映した動画を投稿することへのハードルがかなり低いことも特徴です。

TikTokの動画の長さについて

TikTokのサービスが日本でリリースされたのは2017年10月となっており、もともとは15秒〜60秒の秒数制限が設けられていたため、ショート動画のみを視聴・投稿することができました。

しかし、2021年7月からは秒数制限が緩和され、最大3分間の長さの動画を視聴・投稿、さらに2022年3月からは10分の動画を視聴・投稿することができるようになっています。

とはいえ、現在もTikTokではショートムービーが主流となっているため、1分以上の尺の動画を投稿する場合は、ユーザーの興味を惹くための戦略を練ることが必要です。

TikTokの楽曲の著作権について

動画に使用する楽曲の著作権について気になっている方も多いですが、TikTokはJASRAC(日本音楽著作権協会)と利用許諾契約を締結しているため、JASRACが管理している楽曲・歌詞については自由に使用することができます。

(出典:JASRAC「利用許諾契約を締結しているUGCサービスの一覧」

JASRACの利用許諾契約については以下のように記載されています。

”動画投稿(共有)サイトやブログサービス等のUGC(User-Generated Contents)サービスでJASRAC管理楽曲を利用されることについて、一般ユーザーの皆さまからのお問い合わせが多いことから皆さまの利便性を考慮し、JASRACと利用許諾契約を締結しているUGCサービスの一覧を公表します。

JASRACと利用許諾契約を締結している以下のサービスでは、一般ユーザーの皆さまが個別にJASRACへ利用許諾手続きを行わなくともJASRAC管理楽曲を利用したUGC(動画・歌詞)をアップロードすることが可能です。”

(出典:JASRAC「利用許諾契約を締結しているUGCサービスの一覧」

ただし、JASRACが管理していない楽曲については著作権侵害に該当する場合もあるため、かならずJASRACが管理している楽曲かどうかをチェックするようにしましょう。

学生〜20代の若手ユーザーが中心

TikTokはリリースされてから学生の間でバズったSNSとなるため、現在でも学生はもちろん、当時学生だった20代の若者ユーザーが利用者の中心となっています。

2023年12月19日に株式会社サイバーエージェントが発表した2023年のZ世代のSNSの利用率について調べた調査によると、Z世代(15歳〜25歳)のTikTokの利用率は51.9%、25歳〜69歳の利用率は20.4%です。

InstagramのZ世代の利用率は75.6%、X(旧Twitter)は71.7%という数値を見ても、TikTokがどれだけ急成長したSNSなのかが分かります。

また、TikTokの認知度に関してはZ世代が95.1%、25歳〜59歳が92.3%となっており、日本でTikTokを知らないという方はほとんどいないことが分かりました。

(参考:CyberAgent 「サイバーエージェント次世代生活研究所、「Z世代のSNS利用率」を発表!   Z世代が最も利用しているSNSは「Instagram」75.6%に  Z世代の認知率が5割超えのSNSは「BeReal」57.1%、「Discord」56.6%、「SnapChat」56.6%

 とはいえ、博報堂DYホールディングス、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズの共同研究プロジェクトであるコンテンツビジネスラボが発表した「コンテンツファン消費行動調査」によると、TikTokユーザーの平均年齢は36歳という結果が出ているため、若手ユーザーが中心のSNSではあるものの、もはや若手ユーザーだけのSNSではなくなっているのです。

(参考:DIGIDAY

最近はtoCおよびtoB向けのマーケティングにも利用されている

TikTokはもともと個人で楽しむSNSとして知られていましたが、最近ではBtoCビジネスやBtoBビジネスにおけるマーケティングでも活用されています。

その大きな理由としては、幅広い属性のユーザーにアプローチできることや、投稿を通じてブランディングをすることができることが挙げられます。

たとえば、ドミノピザのTikTokアカウントでは、一般ユーザーのようなスタイルの動画のなかでピザを作る様子を投稿し、ユーザーへの認知拡大や親近感を感じてもらうことに成功しているのです。

BtoBビジネスでは、TikTokで集客に成功しているインフルエンサーが会社を立ち上げ、企業向けのTikTok運用代行などのビジネスを展開している事例もあります。

このように、TikTokはビジネスシーンで用いられることも多く、TikTok内の広告を活用することでさらなる効果が期待できるのです。

TikTokは人材獲得にも効果的

TikTokはマーケティングのシーンだけではなく、人材獲得にも効果的です。

株式会社リクルートが発表した「就職白書2020」によると、新卒をひとり採用するためにかかる平均コストは93.6万円、中途採用にかかる平均コストは103.3万円と、いずれも高額な費用がかかることがわかっています。

(参考:株式会社リクルート「就職白書2020」

しかし、基本無料で使用できるTikTokで人材獲得に成功することで、コストを抑えた採用をすることができるのです。

たとえば、居酒屋のバイトでのスタッフの様子を投稿することで、「ここに行きたい!」と思ってもらえるだけではなく、「ここで働きたい!」と思ってもらうこともできます。

また、TikTokライブで視聴者の疑問にリアルタイムで答えることで、簡単な説明会のようなものも実施することができます。

このように、学生の利用者数が多いTikTokは人材獲得にも向いているのです。

TikTokの登録およびアカウント作成方法

アプリダウンロードからアカウント作成完了までの手順を、スクリーンショットを交え簡単に伝えます。

TikTokの登録およびアカウント作成方法は以下の通りです。

それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。

STEP①:TikTokアプリをダウンロードする

TikTokはスマホやタブレットでの利用が基本となっているため、まずはスマホ版アプリをダウンロードしましょう。

iPhoneはこちらから
Androidはこちらから

PCからの作業もできますが、機能が以下の3つに制限されており、動画編集や外部リンクの設定などはできないため注意が必要です。

STEP②:好きなカテゴリーを選択する

TikTokアプリをダウンロードすると、まず「好きなカテゴリーを選んでください」と同時に利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が求められます。

好きなカテゴリは「スキップ」することもできますが、利用規約とプライバシーポリシーはしっかりと目を通しておきましょう。

STEP③:アカウント作成方法を決める

TikTokのアカウントは、電話番号やメールアドレス以外にも、LINE・Apple・X(旧Twitter)・Google・facebookといったSNSアカウントと連携することで作成することができます。

管理しやすい方法でアカウントを作成することがオススメです。

STEP④:パスワードを設定する

アカウントにログインするためのパスワードを設定します。

8文字〜20文字の文字数制限かつ、数字や特殊文字を含めたパスワードの設定が求められます。

STEP⑤:ユーザー名を作成する

ユーザー名の設定が求められますが、後からいつでも変更することが可能です。

STEP⑥:プロフィールを設定する

TikTokの登録が完了したら、プロフィールの設定をしましょう。

プロフィール写真・名前・自己紹介・SNSリンクの追加をすることができます。

STEP⑦:ビジネスアカウントに切り替える

ビジネスとしてTikTokを利用する場合は、ビジネスアカウントに切り替えることがオススメです。

ビジネスアカウントに切り替えることで、動画の再生数や視聴時間などのアナリティクスや、ユーザー属性やフォロワーの増減などのインサイト情報を閲覧することができます。

ただし、商用ライセンスのある楽曲については使用できなくなるため注意しましょう。

閲覧メインの人向けのTikTokの使い方・注意点

ここでは、TikTokを閲覧メインで利用する人に向けた使い方と注意点について詳しく解説します。

お気に入りのアカウントのフォロー

レコメンドで表示されたアカウントをフォローしたい場合、投稿動画の右側にある「+」ボタンもしくはお気に入りのアカウントのプロフィール画面からフォローすることができます。

フォローしたアカウントは「フォロー中」に切り替えることでフォローしているアカウントの動画のみを表示することが可能です。

お気に入りの投稿の保存

投稿動画の右側にある「ブックマーク」のアイコンをタップすることで簡単に保存することができます。

Instagramでの保存、X(旧Twitter)のブックマークと同じような機能となっており、TikTokアプリ内で”いいね”とは別に投稿を保存することができます。

ただし、投稿者が動画を削除・非公開にした場合やオフライン状況では閲覧することはできません。

いいねとコメントの送信

動画の右側にあるハートマークをタップすることで”いいね”、コメントマークをタップすることでコメント欄を表示することができます。

コメント欄の下側の「すてきなコメントを書く…」とタップすることでコメントを打つことが可能です。

お気に入りの投稿のシェア

投稿動画の右下に表示されている「共有アイコン」をタップすることで、お気に入り投稿をシェアすることができます。

LINEやInstagramなど、ほかのSNSに共有することはもちろん、投稿者が許可していれば「ダウンロードする」を選択することで端末に動画を保存することも可能です。

ただし、TikTokから共有すると共有した相手に自分のアカウントがバレてしまうため、もし自分のアカウントがバレたくない場合は以下の手順で設定をしましょう。

STEP①:プロフィールの「≡」をタップ
STEP②:「設定とプライバシー」→「プライバシー」を選択
STEP③:「あなたのアカウントをおすすめ表示」を選択
STEP④:「リンクを開いたあるいは、あなたにリンクを送ったユーザー」をオフにする

初期設定では共有した相手に自分のアカウントが表示されてしまうため、基本的にはオフにしておくことがオススメです。

気になるトピックの検索方法

投稿画面の右上の「虫眼鏡マーク」をタップすることで、さまざまな気になるトピックを検索することができます。

ほかにも、投稿画面の下に表示される「トレンド」から人気急上昇中のキーワードをチェックすることもできますし、”いいね”した動画を閲覧すると画面上部に動画と関連したキーワードでの検索窓が表示されるなど、さまざまな方法で検索することができるのです。

TikTokではトレンド商品や最新情報などを取り上げたコンテンツも多いため、「キッチン用品 おしゃれ」で検索すると、たくさんのおしゃれキッチングッズを取り上げた動画が表示されますし、トレンドでは最新ニュースについてのキーワードが急上昇していることも珍しくありません。

投稿メインの人向けのTikTokの使い方・注意点 

ここでは、TikTokを投稿メインで利用する人に向けた使い方と注意点について詳しく解説します。

動画の撮影から行う投稿の作成方法

TikTokで動画を撮影してから投稿するまでの手順は以下の通りです。

それぞれの手順について、以下で詳しく解説します。

STEP①:画面の下中央に表示される「+」をタップ

まずは画面下中央に表示されている「+」マークをタップします。

そうするとカメラが起動して投稿を作成する画面が表示されます。

STEP②:動画の尺を選択する

まずは動画の尺を決めましょう。

10分・60秒・15秒から動画の尺を選ぶことができます。

STEP③:画面上部に表示される「楽曲を選ぶ」をタップ

動画の尺が決まったら、画面上部中央に表示される「楽曲を選ぶ」を洗濯して使用する楽曲を決めましょう。

人気の楽曲やBGMなど、さまざまな楽曲から選ぶことができます。

STEP④:フィルターやエフェクトを選択する

エフェクト・フィルター・メイク・ボイスフィルターなどの機能を使用することで、動画をさらに個性的なものにできます。

使用しない選択肢もありますが、使用したほうがクオリティの高い動画が完成するでしょう。

STEP⑤:撮影ボタンをタップする

動画の設定が完了したら、画面下中央にある赤丸のボタンをタップして動画を撮影します。

投稿する動画の編集が完了したら、左下に表示されるチェックマークをタップして次の作業に進みます。

STEP⑥:キャプションやハッシュタグを設定する

動画を撮影し終えたら、フィルターエフェクトの調整や文字入れなどの最終的な編集をすることができます。

動画が完成したら右下の「次へ」をタップして、4000文字以内のキャプション(動画の説明文)とハッシュタグの設定を行いましょう。

ハッシュタグはTikTokのアルゴリズムにレコメンドされやすくなったり、ユーザーの検索のときにヒットしやすくなるため、かならず設定しておきましょう。

フォトモーションを用いての投稿の作成

TikTokのフォトモーションとは、アプリ内にあるさまざまなテンプレートを選択してから好きな写真を複数枚アップロードするだけで、クオリティの高い動画を作成してくれる機能です。

投稿画面の下にある「テンプレート」を選択することでフォトモーションを利用することができます。

フォトモーションはすでに動画と楽曲が設定されているものが多いため、動画作成に時間がかからないことが大きなメリットです。

また、TikTokでバズっているフォトモーションを利用することで、投稿がバズりやすくなるというメリットもあります。

ただし、バズっていないフォトモーションの場合は思ったような効果が出ないこともあるため、使用するタイミングを見計らう必要はあるでしょう。

元々持っている動画から投稿を作成

元々持っている動画から投稿を作成する方法は以下の通りです。

既存の動画を投稿する場合も新しく動画を撮影して投稿する方法は大きな違いはありません。

TikTok内でも動画編集できますが、撮影段階でTikTokで表示される動画に合わせて、解像度を「1080×1920 px」、アスペクト比を「9:16」、ファイルサイズを「iOS:287MB、Android:72MB」に設定することがオススメです。

また、TikTokでバズるための動画を作成するためには”開始3秒が重要”と言われたりもするため、瞬間的にユーザーを惹きつけるような動画制作が肝心となります。

そのため、スマホよりも画質の良いカメラなどで撮影した動画を用いた動画制作は効果的と言えるのです。

スマホで撮影した動画だけではなく、本格的なカメラを使用した動画作成も検討してみましょう。

使い方をマスターしTikTokを楽しみましょう

本記事では、TikTokの特徴やアカウント作成方法、閲覧方法、動画投稿方法などについて詳しく解説しました。

Z世代を中心に人気の高いTikTokですが、実は利用者数の平均年齢は30代と意外と高く、Z世代以外を対象としてビジネスにも活用することができるのです。

TikTokのアカウント作成方法や視聴・動画投稿の手順は直感的にも行えるほどシンプルで簡単ですので、ビジネスにも活用しやすいことが特徴となっています。

しかし、TikTokの効果的な運用は簡単なものではなく、”どのようにして動画をバズらせるのか”という戦略をしっかりと練らなくてはいけません。

また、TikTokのアルゴリズムはInstagramやX(旧Twitter)とも異なるため、1からビジネスで運用するためにはTikTokをユーザー目線で利用して見ることも大切です。

もしTikTokで思ったような結果ができないことにお困りであれば、トリドリマーケティングのインフルエンサーマーケティングを検討ください。

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