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イベント告知・集客へのインスタグラム活用方法と成功事例10選

イベント告知・集客へのインスタグラム活用方法と成功事例10選
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イベントの告知や集客にはInstagramの活用がおすすめ!

実店舗で大規模なセールを行うことや、Instagramのフォロワーを限定としてシークレットセールを行う時などに頭を悩ませがちなのが集客するための方法です。どんなに魅力的なイベントであっても、告知や集客方法が不十分だと企画時に予測していたほどの集客ができずに採算が取れなくなってしまうことすらあり得ます。

そんな各企業が頭を悩ませがちなイベントの告知や集客に対しては、実はInstagramが非常に有効です。テレビや雑誌などの従来の広告手法で告知をしようとするとお金がかかってしまいますが、Instagramは金銭的なコストを抑えながら従来通りの広告手法よりも大きな力を発揮することができるでしょう。Instagramをイベントの告知や集客に活用するメリットや実際に成功している事例、効果的な運用方法などを知り今まで以上にイベントを盛り上げていきましょう。

イベントの告知・集客にInstagramを活用するメリット

そもそも、なぜ従来通りの広告手法よりもInstagramの方がイベントの告知や集客に適しているのでしょうか。確かにテレビや雑誌に広告を出稿すると金銭的なコストが発生してしまうものの、それで集客が十分なレベルでできるのであれば何一つ問題はないはずです。もちろん従来通りの広告出稿形式でも事前に計算をしておくことで、広告出稿費用よりも大きなイベントの集客効果を得ることも可能です。

しかし、Instagramを用いる集客にメリットがあるのは低コストで告知できるということだけではありません。その他にも、テレビや雑誌にはないInstagram独自の機能によって活用するメリットがあると言われています。そのInstagram独自の4つのメリットを見てみましょう。

位置情報検索が盛ん

Instagramの検索方法というとハッシュタグ検索が一般的に知られていますが、実はInstagramはハッシュタグだけではなく位置情報でも検索することができます。位置情報検索は「東京都渋谷区」のように具体的な地名を入れて検索することによって、その地域の位置情報を添付して投稿しているInstagram投稿の内容を表示させることができるのです。すなわち、「イベント自体に興味がなくても、近隣に住んでいて時間を持て余し出かける先を探している」というInstagramユーザーを集客することができるだけではなく、「ちょうどイベント開催時期にその地域を訪れる予定があり、訪問先を探している」というユーザーをも集客することができるのです。

もちろん、ローカルテレビやローカル雑誌でイベントの告知をしたり、あるいはショッピングセンターに入っている店舗だったらチラシにイベント情報を掲載することでも集客をすることは可能です。しかし、そうした広告媒体では受動的に情報を待っている消費者に対するアプローチをすることしかできません。それよりもむしろ、イベントを積極的に探していてイベントに対する参加率も高いと考えられる能動的な消費者に対するアプローチをするのであれば、Instagramが最適です。

能動的な消費者の多くがInstagramを始めとするSNSを利用してイベントの情報をチェックしています。そのためInstagramを使うことでイベントの集客効果が従来の広告手法よりも高まるのは至極当然のことだといえるでしょう。Instagramを用いてイベントの告知を行う際には、ハッシュタグを利用するのはもちろん位置情報も忘れずに添付することが重要です。

イベントの内容を伝えやすい

Instagramを使ってイベントの告知を行うと、イベントの内容を消費者に伝えやすく多くの消費者の興味を惹きやすいというメリットもあります。Instagramは文字だけではなく画像や動画など、様々な形式で投稿することができるためイベントの特色に合わせて最適な投稿形式を選ぶことで魅力を伝えやすくなるでしょう。さらに、Instagramが持つ他のSNSとは違う特性として投稿される画像や動画のクオリティが非常に高いということもあるため、その周りのクオリティに合わせて投稿することでさらに訴求力が高まります。

また、テレビや雑誌の場合は一度しかイベントの内容を告知することはできません。テレビCMも頻繁に内容を変更することはできませんし、番組の時間を使ってインタビューを放映する時も過去に編集した画像を流すことがほとんどです。雑誌に関しても、毎日のように新しい情報を発信し続けることはほぼ不可能となっています。しかしInstagramはいつでも自分たちの好きなタイミングでイベントの内容を伝えることができ、リアルタイムな情報発信を可能にしてくれるツールです。

イベント開催者が自分たちで文章から画像や動画まで全てを用意しているのであれば、毎日新しい情報を提供してもそれほどコストはかかりません。イベントが開始する数ヶ月前から情報を小出しにしていき、一週間前からカウントダウン形式でどんどんイベントの情報を解禁していくなどの方法を取れば、自然とイベントに向けて消費者のモチベーションを高めていくこともできるでしょう。

Instagramは無料で利用できるSNSですので、何度最新情報を告知しても金銭的なコストはかかりません。さらにInstagramインサイトなどのInstagramのフォロワーの動向を知ることができる分析ツールを使えば、どの程度イベントの告知が効果を博しているのかを一目瞭然で知ることが可能です。イベントの内容をリアルタイムで知らせるためにも、イベント開催当日に向けた消費者のモチベーションを高めるためにも、Instagramは非常に適したツールであることが分かります。

アクティブな若年層への訴求力が高い

幅広い年齢層が利用しているInstagramですが、定期的にInstagramをチェックするようなアクティブな使い方をしているのは基本的に10代~30代といった若年層であるといわれています。そのため、従来の広告手法を全てやめてしまいInstagram一本でイベントの告知を行ってしまうと、以前よりも大きく集客数を減らしてしまう恐れがあります。

しかしながら一方で、テレビや雑誌に掲載されている情報だけではなくアクティブに情報を収集して新たなイベントに行こうというモチベーションが高いのは、Instagramを日常的に利用している若年層だといわれています。すなわち、そのような若年層に対してInstagramを用いてアプローチを仕掛けることにより、今までイベントには参加してきていなかった新規の客層を集客することも可能なのです。

従来通りのテレビや雑誌という広告手法を使っているだけでも、毎回リピーターとしてイベントに足を運ぶような顧客への訴求力は十分です。しかし、そうした層に向けてのみ告知をしてしまうと、遅かれ早かれ客足は減ってしまいイベントは衰退してしまいかねません。そうした事態を防ぐためにも、若者向けのイベントはもちろんファミリー向けや年代が上の世代をターゲットとしているイベントに関しても、積極的にInstagramで告知を行うことが推奨されています。

特にセールやキャンペーンなど、消費者にとってお得なイベントの場合は若年層に対して告知すればするほどイベントに対してアクティブな行動を取ってくれるでしょう。また、仮に期待していたほどの集客ができなかった場合でも、Instagramの運用はそれほど手間がかからないので赤字になってしまう心配はそれほどありません。「今までとは違う広告媒体を使うことにより、集客を増やす挑戦をしてみたい」という時、低コストで運用が可能で失敗してもそれほど大きな損失とならないという点でもInstagramは非常に適したツールなのです。

インフルエンサーが真価を発揮しやすい

イベントに限らずInstagram内で情報を拡散させたい時、企業が力を借りることを検討すべきなのがインフルエンサーです。インフルエンサーとは特定の分野に特化した情報発信を続けていて、その分野に興味のあるファン層を多く抱えるユーザーのことをいいます。イベントの告知に対して、そうしたインフルエンサーを起用することで通常のアカウントで告知するだけよりも非常に大きな集客効果を実感することができるでしょう。

インフルエンサーはそもそも「コスメに興味がある女性」や「グルメに興味がある20代の男性」や「ジャンクフードが好きな10代男性」など、ニッチな層に対する高い訴求力を持つ人たちが多いと言われています。すなわち、開催するイベントの内容に合ったインフルエンサーを起用することができれば、そのインフルエンサーの抱えるフォロワーを一気にイベントに呼び寄せることも決して不可能ではないのです。

たとえば旅行に関する投稿が多いインフルエンサーのフォロワーは、必然的に旅行が好きな人が多く集まります。そのインフルエンサーを起用して旅行情報を発信するイベントが行われることを告知することで、インフルエンサーの抱えるフォロワーに対しても一気に情報提供でき、集客へと結びつけることができることになります。インフルエンサーの抱えるフォロワー数はインフルエンサーごとに違うものの、少なくても数百人、多いと数万人規模のフォロワーを抱えているケースも少なくはありません。それだけの人数に対して一気に情報を発信できるのがインフルエンサーを起用するメリットの一つです。

もちろんインフルエンサーを起用する際にはそれなりの依頼料がかかってしまうため、Instagramのみを使って告知を行う場合よりも金銭的なコストは大きくなってしまいます。しかしながらインフルエンサーを起用してイベントの集客を行うことで、テレビや雑誌よりも金銭的なコストを抑えつつ興味のある消費者層に対してダイレクトに情報提供を行えるというメリットが存在しています。Instagramを利用してイベントの告知や集客を行うのであれば、商法の金銭的なコストの発生は覚悟しつつもインフルエンサーを起用する方が結果的に多くのベネフィットを得られることがわかるでしょう。

イベントの告知・集客にInstagramを活用した成功事例10選

Instagramを活用することで、今まで通りの広告手法を用いるよりも多くの人に対してイベントの存在を告知し、今までよりも低コストで多くの人を動員することが可能になります。実際、既にInstagramを用いてイベントの情報を告知しながら動員数を伸ばしている事例も決して少なくはありません。

では、実際にはどういったイベントが集客が告知にInstagramを活用して成功を収めているのでしょうか。ここでは実際の事例から10例の成功事例を紹介していきます。それぞれのイベントが工夫している点など併せて確認していきましょう。

オンライン豆皿・豆花器市

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手紙社オンラインショップ(@tegamisha_onlineshop)がシェアした投稿

最近では新型コロナウイルスの影響でイベントが急に中止になることも珍しくはありません。そのような残念な事態になってしまった時、もしオンラインで代替イベントを開催できるのであれば開催するという企業も多いのではないでしょうか。この手紙社が主催する東京蚤の市も、実際のイベントは中止になってしまいましたがオンラインで豆皿・豆花器市を開催することを決定し、Instagramで告知しています。

手紙社の公式アカウントはもちろん、東京蚤の市の出品する予定だった陶芸家など、様々な人がオンライン開催の予定を投稿することによって、当初から参加する予定だった人たち以外にも多くの人にオンライン豆皿・豆花器市の存在を周知することが可能になります。中には、蚤の市自体の存在は知らなくてもオンラインで購入できることをたまたま知り、遠く離れた地域に住んでいても購入者として参加するという人もいるでしょう。

オンラインで行われるイベントの場合、オンラインで開催の告知や集客を行うことで当然ながら多くの人が目にする機会を増やすことができます。逆に言えば、それほどオンラインに関して関心を持っていなかったり、オンラインで物品を購入することに抵抗感を持っている人たちには告知しても徒労に終わってしまう可能性もあるでしょう。その点、この豆皿・豆花器市はターゲット層に対して過不足なく情報伝達ができる方法を選択したということもできます。

やはりInstagramを含めたインターネットの告知や集客のメリットとしては、リアルタイムに情報発信ができるという点があります。新型コロナウイルスによる中止はもちろん、雨天中止の時などにも参加予定者に対して迅速な連絡が可能になるでしょう。梅雨や台風の季節など、天候の影響を受けやすい時期のイベントを企画している人は、中止になってしまった場合でも当日すぐに連絡ができるように、最初からInstagramなどを利用してイベント情報を発信しておくのもおすすめです。

ベリーの森小田原

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ベリーのさと 小田原(@berry_sato_odawara)がシェアした投稿

ベリーの森小田原は、いちご狩りなどを体験できる農園です。自分でいちご狩りを体験しなくても直売所で採れたばかりの新鮮な野菜や果物を購入することができるため誰でも気軽に立ち寄ることができると人気を集めています。繁忙期には一日に多数の消費者が集まることも珍しくはない人気の高い農園ですが、さらにInstagramを用いて効果的な集客を行うことで今までよりもさらに多くの人たちを集客することに成功しています。

ベリーの森小田原は、Instagramユーザーの目を惹くような撮影スポットを撮影して投稿することで、画像のインパクトをアップさせています。「インスタ映え」という言葉が広く認知されていることでも分かる通り、Instagramユーザーの中には単に旅行やイベントに参加して楽しみたいだけという人もいれば、旅行やイベントに行く基準がインスタ映えする写真を撮れるかどうかとなっている人も少なくはありません。

そうしたインスタ映えを気にするInstagramユーザーに対して、ベリーの森小田原のように撮影しやすく可愛いスポットがあることをPRすることで集客効果が発揮されるのは説明するまでもないでしょう。夕日などの絶景もインスタ映えを求めるユーザーには人気がありますが、そういったスポットは晴れた日にちょうど良く写真が撮れる時間帯に行かなければならないというデメリットがあります。しかし、こうしたオブジェクトを利用したインスタ映えスポットであれば、それほど天候や時間帯を気にしなくても誰でも簡単に素敵な写真を撮影することも可能です。

集客しているイベントと提示しているインスタ映えスポットがマッチしているという分かりやすさはもちろん、撮影の難易度の低さやインパクトの大きさなど、多くの人を惹きつけるために重要なポイントを兼ね揃えているのがベリーの森小田原の投稿の特徴です。Instagramを利用したイベントの集客においては、このようにInstagramユーザーの行動特性を利用しながら行うことも効果を発揮するということを覚えておくと良いでしょう。

赤羽街コン

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東京縁結び街コン@赤羽(@tokyo.machicon)がシェアした投稿

Instagramを利用してイベントの集客を行うメリットとしてアクティブに動く若年層に対する訴求力が高いということを紹介しましたが、東京都北区赤羽が企画する赤羽街コンはまさに若者をターゲットに据えているInstagram集客だといえるでしょう。

街コンの告知をInstagramを利用して行うことにより、そもそも街コンがターゲットとしている若年層に対する訴求力が高まります。一般的に街コンは女性の方が参加人数が集まりづらいと言われていますが、Instagramユーザーは男性よりも女性の方が多いと言われているので参加人数の格差是正にも役立つでしょう。また、画像一枚で開催場所や当日の参加料金はもちろん、前回の街コンの様子なども発信することができるため参加希望者に対して安心感を与えつつ分かりやすいイベント告知となっています。

もちろん、使われている画像がポスター形式なので若者が多く利用する駅に掲示することでも集客することは可能です。しかしながら、ポスター形式で集客する場合はその場所を定期的に利用する人にしか訴求力を発揮できないというデメリットがあります。さらに、街コンに参加していることを周りの人に知られたくないと考えている人にとっては、誰かと一緒にいる時にポスターを見かけても詳細な情報を読むことはできません。あるいは、一人で歩いている時でも、ポスターを見ていたり写真を撮っている場面を見られたくないと考えて、敢えてポスターを見ないようにしてしまうといったリスクもあります。

Instagramを利用して集客を行うと、そうしたポスター掲示による集客のデメリットを払拭することができるでしょう。Instagramは匿名での利用が可能なため誰でも気軽にアカウントをフォローすることができますし、気になった情報は誰にも知られず詳しくチェックすることができます。Instagramだけで参加応募はできないためLINEも利用しなければならないといったデメリットはあるものの、日常的にInstagramやLINEなどのSNSを利用している若年層であればそうした操作もそれほど苦にはなりません。

幅広い年齢層をターゲットとしているイベント集客や、先ほど紹介した蚤の市のように比較的上の年齢層をターゲットにしているイベントの場合、LINEのID入力などの操作を必須にしてしまうと操作が面倒であると離脱してしまうユーザーが増えてしまう恐れもあります。しかし、街コンの場合はそうした心配なくユーザーに操作させるような誘導も可能なため集客方法の幅が広がることもあるのです。

土浦全国花火競技大会

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日本三大花火大会として新潟県長岡市や秋田県大曲市と同様に知られているのが茨城県土浦市の花火大会です。茨城県はもちろん、東京や千葉、栃木や埼玉、福島といった近隣の地域からも多くの人が訪れる土浦全国花火競技大会もInstagramを用いて多くの人に向けた告知を行っています。

先ほどのベリーの森小田原の事例からも分かるように、インスタ映えスポットや花火など写真を撮影して投稿した際にインスタ映えするようなイベントはInstagramによる集客と非常に親和性が高いと言われています。この土浦全国花火競技大会に関しても、花火の写真を掲載することでイベントで実際に打ち上げられる花火の様子や盛大さなどを分かりやすくInstagramユーザーに伝えることが可能になっています。

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さらに前日までの雨により会場の足元が悪いことや、招待時間の変更や返金といった突発的な出来事もInstagramを活用することでリアルタイムに参加予定者に対して告知することが可能になっています。近隣に住む人であれば実際に花火大会の会場を見に行ったり天気予報を見ることで分かる内容ではありますが、遠くから来ている人たちにとっては現地の足場の状況などはなかなか察知することができない内容です。そのため遠方からの参加者が多ければ多いほど、このように参加者に対して一斉に現在の情報を周知できるInstagramは非常に効果を発揮することが分かるでしょう。

土浦全国花火競技大会は若年層だけではなくファミリー層を含めた幅広い年代の人が訪れるイベントではありますが、このような簡単なアナウンスだけであればInstagramを閲覧するだけで情報を得ることができるため、参加者の情報収集にストレスを与えることもありません。赤羽街コンほどの操作の複雑性もないため、誰でも簡単に現地の情報を知ることができるというメリットもあるでしょう。Instagramを活用してイベントの集客を行う場合は、このような突発的な事態のアナウンスも積極的に発信していくようにしましょう。リアルタイムで情報を発信することは、テレビや雑誌などの従来の広告手法ではできない大きなメリットとなります。

FAT RAT DINER

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イベントの主催者がInstagramを活用して集客する事例だけではなく、先ほど紹介したオンライン豆皿・豆花器市のようにイベントへの参加者が個別にInstagramを活用して集客を行うという事例も少なくはありません。神奈川県相模原市にあるアリオ橋本で行われたスイーツフェスティバルは、出店しているFAT RAT DINERもイベントの告知を行うことで集客に貢献しています。

通常、主催者がイベントの告知を行うだけでも多くの集客効果は期待できるでしょう。ただし、このFAT RAT DINERの事例のように出店する企業や店舗ごとに集客を行うことで、その企業や店舗のそもそものファンが現地に足を運ぶことも予想されます。イベント主催者としては各企業や店舗に対してInstagramの告知を強制することはできませんが、告知しやすいような雰囲気作りをすることで自分たちだけで集客するよりも多くの動員数を得ることもできるでしょう。

そのように参加している企業や店舗はもちろん、イベントに実際に足を運んだ人たちにもInstagramに投稿してもらうためには、利用しやすいハッシュタグを作成しておくのもおすすめです。たとえば、このアリオ橋本のスイーツフェスティバルの事例であれば、イベントを告知するポスターに「#さがみはらスイーツ」というハッシュタグが既に掲載されています。最初からこうしたハッシュタグを作っておくことで、多くの人が投稿しやすくなり、さらに投稿を見たフォロワーも足を運んでハッシュタグを使った投稿をすることで多くの人にイベントの存在が周知されることになるでしょう。

Jicoo The Floating Bar

木曜日から土曜日の夜に東京湾で船上バーを楽しめると評判のジクーもInstagramを活用することで集客に成功しています。バーというと40代など大人向けのスポットというイメージが強い場所ですが、このように船上に浮かうバーなどの特別なコンセプトを付与することによってナイトプールなどに憧れを持つ若年層へのハードルが低くなり20代や30代を集めることも可能になります。

結婚式の二次会や婚活パーティーなどで利用されることもあり、そうした貸切利用の予約などはプロフィール欄にある公式サイトから行うことができます。これも投稿を目にした人は一度プロフィール画面を表示させて公式サイトに遷移しなければならないので手間がかかってしまいますが、船上バーの主なターゲット層が20代~30代であることを考えるとそれほど大きな負担にはならないでしょう。

むしろ、公式サイトに遷移させることで、興味を持った層に対してInstagramの投稿以上の情報量を与えることも可能になります。この方法を多用してしまうと、どんなにInstagramを含めたSNSやインターネットの利用に慣れているユーザーであってもストレスになってしまう可能性がありますが、貸切予約などの特別な事例の紹介において遷移を促すのであればそれほどストレスにはならないでしょう。頻度とユーザーに与える情報量を比較しながら、適切なタイミングで公式サイトへの遷移を促すような投稿をするようにしましょう。

ホテルSetting the Scene

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ホテルSetting the Sceneはレジャーにもビジネスにも使えるデザイナーズホテルとして多くの人に知られるホテルです。内装にも非常に凝っているため、Instagramとの親和性も高く内装を投稿するだけでInstagramの興味を惹けることが分かるでしょう。

そんなホテルSetting the Sceneは、LINEの公式アカウントにおいて期間限定でクーポンコードを配布するイベントを行っていることをInstagram上で告知しました。この告知によって、直近でホテルSetting the Sceneを利用する予定がある人はもちろん、今後ホテルSetting the Sceneがある地域への旅行や出張の予定がある人に対して、とりあえずLINEの友達登録をしておこうという気持ちを起こすことができるでしょう。

Instagramから公式LINEへと遷移させるため少しユーザーの手間がかかってしまいますが、Instagramだけではなくその他のSNSのフォロワーを増やすことは企業にとって非常に大きなメリットがあります。複数の公式SNSをフォローしているユーザーが増えれば増えるほど、企業が発信する情報が見逃されるリスクを減らすことができるでしょう。特にInstagramは毎日チェックしないというユーザーも少なくはないので、LINEのように比較的頻繁にチェックされる可能性の高いSNSに登録してもらうのは大きなメリットとなります。

これはInstagramとLINEだけではなく、InstagramとFacebook、LINEやTwitter、InstagramとTwitterなど色々なSNS同士で連携を取ることでどんどん企業のメリットは大きくなっていくでしょう。「Twitterのフォロワー限定のキャンペーン」などもInstagram上で告知することで、どんどん訴求力を高めることができます。Instagram内のキャンペーンはInstagramで告知するだけで十分だと誤解している人も少なくはありませんが、今までよりもさらに多くのフォロワーを獲得するためにもTwitterを含めた色々な場で告知をしていく方がおすすめです。

ただし、単に「他のSNSでもアカウント運用しています」というだけのアナウンスでは、アカウントの存在を告知することはできてもそれほどユーザーから興味を抱かれない恐れもあります。フォロワーを増やしたい時には、このホテルSetting the Sceneの事例のようにクーポンなどのユーザーのベネフィットも考えながら告知をすると良いでしょう。

瀬谷オープンガーデン

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横浜市瀬谷区(@seya_yokohama)がシェアした投稿

瀬谷オープンガーデンは個人宅の庭や公園の花壇などの花が綺麗なスポットを巡るキャンペーンの名称です。2020年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止となってしまっていますが、Instagramアカウント上で参加予定だった場所の様子を紹介するなど、実際に花壇を見ることはできなくても多くの人が楽しめるようなイベントを開催しています。

2020年は中止となっているとはいえ、瀬谷オープンガーデンのように季節感のあるイベントの集客に対してもInstagramは非常に効果を発揮します。桜や紫陽花のように季節を象徴する分かりやすいシンボルがあればあるほど、Instagramのユーザーに対する訴求力は高まるでしょう。「4月開催」であれば桜の写真を使ったり「6月開催」であれば紫陽花の写真を使ったりするなど、写真を見ただけでどの時期のアナウンスなのかをInstagramユーザーに対して一目瞭然で伝えることができます。

花に限らず、クリスマスツリーや母の日のカーネーション、ハロウィンのかぼちゃなどのシーズンイベントのシンボルとなるものは積極的に活用していくべきです。企業もイベントの告知をする際には、Instagramユーザーに対して開催時期が分かりやすくなるような告知方法をするための手段として覚えておいてください。

東北カレーフェスティバル

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カレー好きは非常に多いため、イベントには老若男女問わず多くの人が集まることが予想されています。必然的に企業がそれほど積極的に告知しなくても口コミなどを通じて多くの人が集まってくることが予想されますが、それだけでは取りこぼしてしまうかもしれない層への参加を促すためにもInstagramを利用することは大きなメリットとなるでしょう。

また、土浦全国花火競技大会の事例で紹介したように屋外で開催されるイベントの集客にInstagramを含めたインターネット上の媒体を利用することは大きなメリットがあります。雨天で中止になる場合など、多くの利用者に対して一斉にアナウンスすることができるため、主催者としても手間を減らすことができるでしょう。

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実際、東北カレーフェスティバルも当初は5日間の開催の予定だったのが、そのうち2日は台風の接近が予想されるため中止となっています。その中止連絡をInstagramを使って行うことにより、ユーザーの利便性を高めることができているのです。さらに12日と13日は中止にしながらも14日は開催するという来場者にとって分かりづらい開催をする場合でも、Instagramならすぐに伝えることができるため来場者を安心させることができます。安定した集客をしたい場合には、このようなリアルタイムの情報発信は欠かせないでしょう。

ひかりのあとりえ

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鹿児島/イベント講師⭐︎ひかりのあとりえ(@baby_asami)がシェアした投稿

ひかりのあとりえは、鹿児島県で行われているベビーマッサージ教室です。通常の教室のように生徒を集めて行うこともあれば、出張レッスンも行っていて多くの人が利用しているイベントとして広く知られています。

新生児に対するマッサージを教えているため、必然的にターゲット層は20代~30代の女性となりInstagramとの親和性が高いことが分かるでしょう。さらにInstagramを利用するメリットは、忙しい育児の間の隙間時間でも簡単にチェックできるという点です。テレビの場合は定期的にテレビを見る余裕がない人も少なくはありませんし、雑誌もゆっくり読む時間的・精神的な余裕を持てないという人も少なくはありません。しかしInstagramであれば、スマホでいつでも簡単にチェックできるため、忙しい母親世代の利便性も高まるでしょう。

このように、忙しい母親世代やビジネスマンに対するイベントの集客にもInstagramは効果を発揮します。誰でも簡単に情報にアクセスして好きな情報を収集できる時代ですので、Instagramの手軽さを活かしたイベント集客が非常に好まれているという現状を知っておくと、今後の集客に役立つでしょう。

イベントにInstagramを利用するのに効果をアップさせる方法

ここまでで紹介した10個の事例からも分かるように、Instagramを活用してイベントの告知や集客を行うことで、非常に高い効果を得ることができます。さらにリアルタイムで簡単に情報が更新できるため、急な中止や延期の連絡ができるなどのメリットも享受できるでしょう。

しかし、単にイベントの告知や集客にInstagramを利用するだけでは期待通りの集客効果は得られません。さらにInstagramを有効利用するために覚えておきたい4つの方法を最後にチェックしておきましょう。

イベント期間を分かりやすく告知する

Instagramは誰でも簡単に画像や動画を投稿することができます。個人としてInstagramを利用したことがない人でも、コツを掴めばすぐに発信することができるでしょう。だからこそ、Instagramに投稿する際にはイベント期間が分かりやすい告知になっているかどうかに気を配らなければなりません。

ひかりのあとりえの事例でも紹介したように、Instagramでイベント情報を収集する人の中には忙しくてなかなか他の媒体ではイベント情報を収集することができないという人も多く含まれています。その人たちに対して、毎回外部サイトへの遷移を前提としたイベントの告知を行っても、集客効果を実感することはできないでしょう。詳細を外部サイトで告知することはあっても、最低限の情報だけは絶対にInstagram内で完結するように工夫して投稿しましょう。

イベント内容に即した画像・動画を使用する

イベントの告知をする際には、文字だけではなく写真や動画を利用するという場合も少なくはないでしょう。その際には、綺麗でインスタ映えするだけではなく必ずイベント内容に即した写真や動画を利用することが重要です。ベリーの森小田原や土浦全国花火競技大会のように、Instagramユーザーに対してどのようなイベントが開催予定であるかを分かりやすく伝えることによって、投稿の訴求力をさらに高めることができるでしょう。Instagramを利用してイベントの告知をする際には、その告知によって既にニーズを自覚しているユーザーだけではなく、ニーズを自覚できていないユーザーのインサイトも刺激できるような画像や動画を利用してください。

問い合わせ先を明記しておく

いくら分かりやすく情報を伝えたつもりであっても、Instagramユーザーにとっては不明点のある告知になってしまうケースもあります。そういった時、問い合わせ先が不明だとユーザーの利便性を下げてしまいイベントへの動員数自体が減ってしまう恐れがあります。Instagramでイベントを告知する際にはイベント名を明記して検索しやすくするだけではなく、投稿内にできる限り問い合わせ先を明記しておくようにしましょう。

投稿の情報量的に問い合わせ先を明記できない場合は、赤羽街コンのようにLINEなどの外部サービスに遷移するのでももちろん構いません。特に参加の際にLINEの友達登録が必須となっているような場合は、外部サービスに遷移することになってもそれほどInstagramユーザーのストレスとはならないでしょう。いずれにせよ、コメント欄で全ての問い合わせに対して反応ができない場合には、問い合わせ先を明記してInstagramを安心させることも重要です。

インフルエンサーを起用する

Instagramでイベントの告知を行う際には、インフルエンサーの力を借りることで大きな集客効果を実感することも可能です。イベントの内容にもよりますが、基本的にはインフルエンサーを起用する方が企業が単体でイベントの告知をするよりも多くの人を動員することができるでしょう。

オンライン豆皿・豆花器市や橋本アリオのスイーツフェスティバルの事例のように、主催者だけではなく参加する企業や店舗がInstagramに投稿することで集客効果を得られる場合もあります。特に若年層向けのイベントであれば、インフルエンサーを起用することは非常に大きな効果をもたらすでしょう。イベントの告知を開始したできる限り早い段階からインフルエンサーを起用し、多くのフォロワーに対する周知活動を行いましょう。

イベントの告知や集客にはInstagramを使って動員数を伸ばそう!

Instagramは誰でも無料で利用できるSNSですので、有効活用することで今までの広告手法に頼っていた頃よりも格段に多くの人をイベントに集客することも不可能ではありません。特に若年層が主なターゲットになっているイベントの場合、Instagramを利用しないという選択肢はほぼないでしょう。低コストの運用が可能なため、イベントの告知や集客にはInstagramを活用して多くの人を動員するのがおすすめです。

さらに、単にInstagramを活用するだけではなくインフルエンサーを起用することによって集客効果はより高くなります。イベントの主旨やターゲット層に合ったインフルエンサーを選定し起用することができれば、前回の倍以上の動員が可能になるケースもあるでしょう。そうしたインフルエンサーの起用を考えている場合は、ぜひ「トリドリマーケティング」にご相談ください。インフルエンサーの選定や交渉はもちろん、より効果的な起用方法までプロの視点から協力させていただきます。

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