どっちがいいSNS?インスタグラム・ツイッターの違いから連携方法まで
目次
あなたはインスタグラム派?X派?
SNS媒体を活用し「発信力を得たい」と考えている人、「インフルエンサーとして活躍したい」と考えている人は多いことでしょう。SNSを効果的に活用できれば、特別な能力を持っていない一般人であっても、芸能人や著名人以上の影響力を得ることも珍しくありません。しかし、SNSの日常的な運用は楽なものではなく、影響力を高めるため複数媒体を併用していればなおさらです。「インスタグラムとツイッターどちらが優れた媒体なのか」「どちらをメインで使っていくべきなのか」という疑問を持ったことのある人も多いことでしょう。
そこで今回は、インスタグラムやツイッターなどSNS媒体の中で、最も優れた媒体はどれなのか検証結果をご紹介していきます。インスタグラムとツイッターの明確な違いから、現状の使用状況やシェア率、今後の予想など、様々な角度から解説していきます。さらに、フェイスブックを加えた3大SNS媒体それぞれの強みや弱点から、連携させた場合に得られるメリットまで、詳しくご紹介していきましょう。それぞれの特徴や強みを理解することにより、自身がメインで使用するべき媒体を選択できるようになります。また、これまで以上に効果的な活用方法も理解できるでしょう。
インスタグラム・X・フェイスブック3大SNSの特徴
まずは、SNS媒体それぞれの特徴からご紹介していきましょう。インスタグラム、ツイッターに加えフェイスブックの3つを、3大SNSと呼びます。世界中で積極的に活用されている媒体であり、それぞれ連携することのできる媒体です。3つの特徴及び強みを理解したうえで、連携するメリットについて考えていきましょう。
インスタグラム(Instagram)
インスタグラムは、国内に約3,300万人のユーザーを抱えています。国外ユーザーを含めると、約10億人もの人々が利用するSNS媒体です。インスタグラムの特徴は、写真をシェアし視覚によって意思や思想を共有する部分です。文章を必要としないため、国籍や文化を超えたコミュニケーションが容易となっています。また、投稿後24時間で消えるストーリーズ機能も、大きな注目を集めました。投稿を長く掲載し、多くの視聴者に情報を届けることこそが良しと考えられていたSNSの固定概念に逆行し、消える希少性をプラスした画期的な機能だと言えます。インスタグラムのストーリーズは若者を中心に流行し、他SNS媒体でも同様の機能リリースが行われました。
インスタグラムの利用者層の特徴についても、ご紹介しましょう。国内ユーザーで最も利用率が高いのは、20代です。52.8%と、半数以上の人々が利用しています。次に多いのが、10代(37.4%)30代(32.1%)です。また、男性よりも女性人気が高くなっています。
X
Xの利用者はインスタグラムよりも多く、約4,500万人です。連絡ツールとしての認識が強いLINEを省くと、日本で最も活用されています。しかし国内とは違い、国外のユーザー数はそれほど多くありません。国外のユーザー数は、約3億8,150万人です。
ツイッターは、文字を中心にコミュニケーションを図ります。そのため、文化や言語が異なる相手とは、コミュニケーションをとりにくいSNS媒体です。国外とのコミュニケーションが難しい一方、国内では大きな拡散力を有しています。文字だけで簡単に投稿できること、そして1日に何度も投稿できることから、国内では圧倒的な影響力を有しているのです。
また、文字数制限が設けられている部分も、優れていると言えるでしょう。制限のない媒体は、コンテンツが曖昧になりやすく、インパクトに欠ける恐れがあります。短い文章で伝えようとするからこそ、訴求力のある優れた投稿が見られるのです。近年では、様々なツール・機能が登場したことから、文字以外の投稿も目立ちます。これからますます、個性的な投稿が見られ、拡散力が高まっていくと予想される媒体です。
フェイスブック(Facebook)
3大SNSの中で、最も利用者数が少ないのはフェイスブックです。国内ユーザーは、約2,600万人となっています。匿名性が低く、登録する際多くの個人情報を必要とするため、国内での利用者数が伸び悩んでいるのです。また、基本的に1人1アカウントしか作れないという特徴も、利用者数が増加しずらい背景だと言えるでしょう。他SNS媒体は複数アカウントを作成できるため、利用者数が必ずしも現実の利用人数と一致するわけではありません。
国内での利用率は高くないものの、国外では圧倒的シェア率を誇っています。フェイスブックには、世界中に約27億4,000万人のユーザーが存在し、シェア率世界第1位を獲得しているのです。世界でも通用するSNSであり、匿名性が低い信頼度の高い媒体であることから、ビジネスパーソンにも人気となっています。そのため、他SNSと違い男性人気が高く、年齢が上昇するにつれ国内でのシェア率も上昇している媒体なのです。
フェイスブックの強みは、実名及び個人情報の登録から集められた正しい情報による、正確な広告配信です。的確な相手を算出し、効果的なマーケティングを実施することができます。国外での圧倒的な人気から、海外でマーケティングを行う際も大いに活用できるでしょう。国内では、若年層への影響力が低いため、コンテンツによってはマーケティング活用に適さない場合もあります。
インスタグラムとXの違い
ここでは、さらに詳しくインスタグラムとXの特徴についてご紹介していきます。また、特徴だけではなく双方の違いや強み、利用する際の注意点についても解説していきましょう。インスタグラムとXの仕組みをより深く理解し、連携や運用に役立ててみてください。
安全性
Xの投稿には、様々なURLを添付することが可能です。一方インスタグラムには、ある程度の制限が設けられているため、URLの添付や外部サイトへの誘導が難しい場合があります。URLは、見た目だけで安全か否か判断することが非常に難しいため、無差別に添付できてしまうXの方が危険度が高いと言えるでしょう。どちらも匿名性が高いという部分では、安全性に優れているものの、個人が発信する情報によっては、危険性を高めてしまう恐れがあります。例えば、位置情報をONにして利用していた場合、Xでもインスタグラムでも、生活圏を知られてしまう恐れがあるのです。
匿名性の高さから安全性を判断する場合、Xの方が優れていると言えるでしょう。インスタグラムでは、基本的に撮影した写真を使用しなければなりません。生活圏の異なる人物が見た場合は、写真1枚からそれ程多くの情報を得ることはできないでしょう。しかし、生活圏が近しい人物、投稿された写真に関連性を持った人物が見た場合、多くの情報を与えることになってしまうのです。
セキュリティ面では、どちらも同等の安全性をもっています。二段階認証を設けていたり、トラブルへの警告や拒否権も設置しているため、安全に利用できる媒体です。しかし、どちらもアカウント乗っ取り被害というものが少なからず発生しています。これは、システム上の問題ではなく、利用者の取り扱いが大きな要因だと言えるでしょう。誰にでもわかるようなパスワードを設定したり、コミュニケーションの中で個人情報を漏らすなど、システムでは防ぎきれない事象が関係しています。インスタグラム、X双方を安全性高く利用するためには、利用者1人1人の行動が重要だと言えるでしょう。
投稿内容
Xは、文字が投稿の基本となります。テキストとして、リンクを設置することもできますし、テキストに合わせて画像や動画を投稿することも可能です。しかし、文字数制限が設けられているため、最大140文字(280文字までの地域もある)までの投稿となっています。インスタグラムと同じく、位置情報を付けたり、ハッシュタグを掲載することも可能ですが、あまり頻繁に利用されている機能ではありません。ハッシュタグの利用は、1~3個が平均となっています。
投稿頻度
インスタグラムとXには、投稿頻度の違いも見られます。Xは、短い文章だけで投稿が完了するため投稿頻度が高く、1日平均25.7回というデータもあるほどです。この平均値に寄せられたコメントを確認すると、1日50~100回以上の投稿を行うという人も多数見られました。これは、他者の発信を投稿するリツイートを含めない数です。一方インスタグラムは、1日2~3回程度となっています。投稿する写真のクオリティを鑑み、2日に1回程度が望ましいという評価も見られました。
投稿頻度の違いから、1つの投稿にかける時間、投稿のクオリティに対する意識の違いも理解することができます。インスタグラム、Xどちらも情報発信ツールでありコミュニケーションを目的とした使い方のできる媒体ですが、インスタグラムは投稿する写真・動画のクオリティが重要であり、Xは情報そのものに価値があると言えるでしょう。ツイッターを活用する際は、キャッチーな文言やインパクトのある情報を掲載する必要があります。インスタグラムを利用する場合は、投稿頻度に囚われることなくクオリティの高い投稿を目指しましょう。
年齢層
インスタグラムは、主に20~40代が利用しています。若年層の利用率も高く、10代に限定した場合、約43%もの人々が利用する媒体です。また、女性人気が高い部分も、インスタグラムの特徴だと言えるでしょう。男女比で統計を問った場合、女性比率が60%となっています。美的感覚に敏感であり、これらに伴う行動力に長けていることから、女性人気が高いと言えるでしょう。
一方Xは、全ての年代が平均的に使用しているものの、20代が最も多く利用しています。また特徴的なのは、年代が上昇するにつれ男性の利用率も上昇する部分です。インスタグラムは、どの年代であっても女性の割合が高く、Xと異なる部分です。
ちなみに、フェイスブックは若年層の利用率が極端に低く、40代以上の利用率が高くなっています。Xやインスタグラムとは違い、60代が最も活用するSNS媒体です。どの年代も男性の利用率が高く、インスタグラムの特徴とは大きく異なると言えるでしょう。このような利用者の違いを理解することにより、マーケティングでは効果的に使い分けることが可能です。商品や提供するサービスのターゲット層に応じて、SNS媒体を使い分けてみましょう。
表示方法
インスタグラムとXでは、フィード投稿の表示形態も異なります。インスタグラムは、独自のアルゴリズムにより、投稿が表示される媒体です。最新情報が必ずしもユーザーに届けられるわけではなく、検索履歴やフォロワー属性、フォローの個性に応じて、個別に表示されます。また、使用する媒体によっても、表示内容が変化します。同じアカウントであっても、携帯電話を使った場合と、PCを利用した場合では、おすすめされる投稿が異なるのです。インスタグラムの表示方法を、「時系列に変更したい」という口コミも多数見られます。しかし2021年1月時点では、時系列に変更できる機能はリリースされていません。
Xは、ほとんどの場合時系列で表示されます。サービス開始当時は、フォローしたアカウントの投稿が時系列で表示される仕組みとなっていました。現在は、インスタグラム同様アルゴリズムが導入され、時系列に合わせユーザーの関心度の高い順に表示されます。インスタグラムと異なる点は、投稿の新着順表示に変更できる部分です。2018年9月、投稿表示の変更機能がリリースされました。2021年1月現在も、時系列表示かそれ以外の選択が可能です。
拡散方法
Xは、国内で圧倒的拡散力を持っています。その理由は、リツイート機能です。リツイートとは、他者の投稿を自身のアカウントに表示させる機能であり、全く面識のない人々にも同様の情報を届けることができます。投稿頻度が多い部分も、拡散力が高い要因でしょう。インスタグラムにも、リツイートと類似する「リポスト」というものが存在します。しかしこの機能を利用するためには、専用アプリのダウンロードが必要です。
また、Xとの違いは、リポストした情報は、自身のフォロワーにのみ届くという部分です。ハッシュタグによる検索であれば、フォロワー以外の人物にも情報を届けられますが、リポストだけではフォロワー限定の情報発信となってしまいます。インスタグラムの親会社であるフェイスブックも、同様です。フィード投稿の知らせが届くのは、友達または友達の友達までとなっています。情報を届けられる範囲が限定されることにより、信頼度の高いSNS媒体を実現できる一方、拡散力の高さは急激に上昇しないというデメリットも持っています。
インスタグラムとXを連携するメリット・デメリット
インスタグラムとXには、異なる魅力があり、それぞれを上手く活用することにより多くのメリットを生み出すことができます。そのため、インスタグラムとXどちらも利用する際は、連携するのがいいでしょう。ここからは、インスタグラムとXを連携するメリットと、起こり得るデメリットについて解説していきます。
【メリット】リーチ力の強化
インスタグラムとXは、使用するユーザー層が異なります。つまり、インスタグラムとXを連携させることにより、異なる層へアプローチすることができ、リーチ力の強化が期待できるのです。ユーザー層が類似するSNS媒体では、このようなメリットを得ることができません。例えば、インスタグラムとTik Tokなどです。どちらも女性人気が高く、特に10代に影響力を持つSNS媒体となっています。10代の利用率は、インスタグラム49%、Tik Tok47.9%です。利用率も近く、年代も同じだった場合、ユーザーの多くが被っている可能性があり、併用してもリーチ力の強化は期待できないでしょう。
Xは利用する年代が幅広く、男性人気も高い媒体です。インスタグラムは、若年層に影響力を持ち、さらに圧倒的女性人気を誇っています。異なるユーザーへ、同時にアプローチできれば、認知度の向上及び購買行動も期待できるでしょう。
【メリット】フォロワーの増加
異なるユーザー層へアプローチできるという事は、それだけ視聴確率を上昇させることができるということです。優れたコンテンツ、情報の発信であっても、誰にも見られなければ知られることはありませんし、フォローしてファン化することもありません。SNS媒体の利用者の増加と共に、どのようにして多くの人々に見つけてもらうかという部分が、非常に重要になっているのです。インスタグラムとXを連携することにより、フォロワーの増加が期待でき、拡散力や影響力を得ることができます。Xは、特に拡散力の高い媒体のため、急速な影響力の拡大も期待できるでしょう。1つの投稿によって、機能とは全く違う状況を作り出すことも可能なのです。
【メリット】運用簡略化
Xとインスタグラムを連携することにより、双方の運用を簡略化することができます。インスタグラムの投稿を、ツイッターに連携することもできますし、Xからインスタグラムにスムーズに移動することも可能なのです。前項でもご紹介したように、インスタグラムは投稿の質が重要となります。投稿の質にこだわることから、思わず目を止めてしまうような優れた投稿が多いのです。このように時間をかけ作り上げた優れた投稿を、Xに簡単に連携することができ、X投稿の質まで同時に向上させることができます。
また、X側で投稿が広く拡散された場合、インスタグラムへのフォロワー流入も期待できるため、わざわざフォローバックやフォロワー買いでフォロワーを増加させる手間もありません。投稿の連携は、一括でも個別でも行うことができるため、自身のコンセプトに合った連携が可能です。
【デメリット】拡散力拡大による対応の遅れ
Xとインスタグラムを連携すると、大きな拡散力が生まれます。異なる層へ、的確に情報を届けることが可能になるのです。しかしそれは同時に、デメリットでありリスクでもあります。拡散力が大きくなることにより、様々な人々に情報が届きます。その中には、発信された情報を批判的に受け止める人、ネガティブに捉える人も少なからず存在するのです。
また、Xとインスタグラムの連携により、情報伝達スピードが格段に高くなります。あらゆる人に、スピーディーに情報が届いてしまうのです。仮に、不適切な内容を投稿してしまった場合、瞬く間に大勢に広がり、そして大きな批判を浴びることになってしまいます。すぐに訂正したとしても、発信された情報は消し去ることができませんし、湾曲されさらに大勢を不快にさせる可能性もあるのです。拡散力を手に入れた場合は、発信する情報に細心の注意を払う必要があります。大勢のユーザーを想定し、あらゆる角度から投稿を眺めるようにしてみましょう。
【デメリット】制限による不具合
双方の利用規約、制限により、連携に不具合が生じる場合もあります。例えば、Xの文字数制限です。Xは1つの投稿に、140文字しか使用できません。連携するインスタグラムの投稿に、140文字以上の文言が使用されていた場合、上手く連携できないのです。また、ハッシュタグや投稿に関する設定によっても、上手く連携できない場合があります。原因が分かれば対応することも可能です。しかし、原因がわからない不具合も数多く報告されているため、このような部分はデメリットだと言えるでしょう。インスタグラムとXの不具合に関する詳細情報は、後項で細かく解説します。是非、参考にしてみましょう。
【デメリット】写真が掲載されない
インスタグラムの投稿をそのままXに連携した場合、X側では写真が表示されません。URLとして、英数字だけで表示されてしまうのです。インスタグラムの写真が魅力的だったとしても、X側で表示されなければ、フォロワー増加を目指すことができなくなってしまいます。しかし、外部アプリを使用することにより、インスタグラムの写真をX側に表示させることが可能です。人気の外部アプリは、IFTTT(イフト)などでしょう。無料で利用でき、大きなトラブルも報告されていません。デメリットは、日本語に対応していない部分です。
インスタグラムとXを連携する方法
ここからは、インスタグラムとXを連携する方法についてご紹介していきます。インスタグラムとXを連携することにより、前項で解説した多くのメリットを受け取ることが可能です。インスタグラムとXを連携させるには、いくつか方法があるため、自身の運用スタイルに合わせて選択してみましょう。後半では、連携解除方法からトラブルへの対応法まで詳しく解説していきます。
インスタグラムでの設定①
まずは、インスタグラム側で連携する方法についてご紹介します。アカウントのマイページから、「設定」画面を開きましょう。「設定」画面を開くと、様々な項目が表示されます。その中から「アカウント」を選択しましょう。
「アカウント」の中から、「他のアプリへのシェア」をクリックします。「他のアプリへのシェア」では、Xの他に、Facebookやブログサイトamebaとの連携も可能です。今回はツイッターとの連携を目的としているため、「X」を選択しましょう。
「X」を選択すると、Xアカウントに関する情報入力が求められます。Xアカウントで使用しているユーザー名もしくはメールアドレスと、パスワードを入力し、「連携アプリを承認」をクリックしましょう。もし、Xアカウントを保有していない場合は、この画面から作成することも可能です。Xアカウントを新規作成する場合は、右上に表示されている「アカウント作成」をクリックしましょう。X登録で必要となるのは、インスタグラムと同じく、メールアドレスもしくは電話番号です。
インスタグラムでの設定②
インスタグラムにXのURLを表示させ、フォロワーの行き来を促すこともできます。インスタグラムの「自己紹介を編集」をクリックしましょう。ウェブサイト欄に、ツイッターのURLを添付します。XのURLは「https://twitter.com/ユーザー名」です。
正しくURLが入力できていれば、インスタグラムプロフィール欄に青文字で表示されます。青文字をクリックすると、Xのプロフィールに移動することができるため、フォロワー流入が期待できるでしょう。
Xでの設定
続いて、ツイッター側で連携を行う方法をご紹介していきましょう。ツイッターの、アカウントトップページを開きます。ログイン後、自身のアイコンをクリックすることにより、アカウントトップページに移動することが可能です。アカウントトップページには、「プロファイル編集(プロフィール編集)」という文言が表示されているため、クリックします。
「プロファイル編集(プロフィール編集)」をクリックすると、ウェブサイトをリンクさせる項目が表示されます。「ウェブサイト」欄に、インスタグラムURLを入力しましょう。インスタグラムのURLは、「https://www.instagram.com/ユーザーネーム」と決まっています。PC作業の場合、URLは上部に表示されているためコピー&ペーストで使用することが可能です。
「ウェブサイト」にインスタグラムURLを入力すると、上記のようにプロフィール欄にインスタグラムのリンクが掲載されるようになります。リンクからスムーズにインスタグラムに移動できるようになるため、フォロワーの流入が期待できるでしょう。
個別連携
インスタグラムの投稿を、個別にツイッターと連携させることもできます。連携させたい投稿を開き、右上に表示されている「…」をクリックしましょう。下部に表示される「他のアプリに投稿」を選択します。「他のアプリに投稿」を開くと、Xやその他SNS媒体名が表示されているため、その中から「X」を選択しONにしましょう。これで、投稿の連携は完了です。この時、Facebookやその他SNS媒体を同時に選択することも可能です。選んだ全てのSNS媒体と、インスタグラムの投稿を連携することができます。
インスタグラムの投稿は、個別にツイッターと連携させることができるものの、Xの投稿をインスタグラムに個別連携することはできません。URLを抜き出し、プロフィール欄にリンクとして貼り付けることは可能ですが、インスタグラム投稿の連携のように、1つの投稿として共有するサービスは現時点(2021年1月時点)ではリリースされていないのです。
インスタグラム・Xの連携解除方法①
インスタグラムとXの、連携解除方法をご紹介します。まずは、インスタグラム側の処理方法です。「設定」画面から、「アカウント」を選択します。その中に、「他のアプリへのシェア」という項目が表示されているためクリックしましょう。ツイッターを連携していた場合、X欄にチェックが入っています。連携を解除する場合、「X」をクリックしましょう。
「X」をクリックすると、「リンクを解除」という項目が表示されます。「リンクを解除」をタップし、連携を解除しましょう。解除後は全画面のチェックが外されます。チェックが外れていれば、正しく連携解除が行われたと考えて問題ありません。
インスタグラム・ツイッターの連携解除方法②
ツイッタートップページから、「設定とプライバシー」画面を開きます。その中に、「アカウント」という項目が表示されるため、クリックしましょう。
「アカウント」画面から「アプリとセッション」を選択します。「連携されているアプリ」という項目が表示されるため「連携されているアプリ」をクリックしましょう。
「連携しているアプリ」の中から、インスタグラムアイコンを選択します。次のページで「アクセス権を取り消す」を選択すれば、X側の処理が完了です。X、インスタグラムどちらか一方のみ連携を解除した場合、解除した媒体側からのシェアはできなくなります。インスタグラム側を解除した場合、インスタグラムの投稿をXに連携することができなくなるのです。双方の連携を完全に切断したい場合は、①②どちらも行いましょう。
インスタグラム・Xが連携できない時の対処法
最後に、インスタグラムとXが連携できない時の対処法について解説していきます。
しばらく時間をおく
設定状況により、タイムラグが発生する恐れがあります。不安定なWi-Fi環境、外出先での設定などにより、設定の反映に時間がかかってしまうのです。インスタグラムとXが連携ができない場合は、設定後時間をおいてみましょう。この時、他のアプリケーションをダウンロードしたり、他データを移行させてしまうと、余計に長い時間を有してしまう恐れがあります。インスタグラムとX連携後時間をおく場合は、出来るだけその他の作業を行わないようにしてみましょう。
アカウントのリンクを解除
時間をおいても変化が見られない場合は、リンクの解除を行い再度連携する必要があります。アカウントのリンク解除方法は、前項でご紹介しているため参考にしてみましょう。どちらか一方ではなく、インスタグラムとX両方の解除を試してみてください。
携帯電話の再起動
アカウントのリンク解除及び再設定でも上手く連携されない時は、携帯電話の再起動を行いましょう。様々なSNS媒体の併用、アプリケーションのダウンロードにより、連携が上手く進まない場合があります。携帯電話の再起動を行うことにより、稼働中だった他アプリケーションの動きを止めることができるため、インスタグラムとXの連携作業が通常通り進む可能性があります。
制限の確認
- Xの文字数制限の確認
- ハッシュタグ数の確認
- 写真枚数の確認
「正しく連携されない」「連携アカウントとして登録されているのに投稿できない」という場合は、SNS媒体の制限に接触している可能性があります。例えば、Xの文字制限です。Xには、1投稿140文字以内という制限が設けられています。(一部地域では280文字まで可)そのため、文字数を超えた投稿は、連携できない仕組みとなっているのです。
ハッシュタグが原因で、連携できない場合もあります。インスタグラムではハッシュタグを、1投稿30件まで添付することが可能です。視聴確率が高まるため、上限まで添付している人も珍しくありません。しかし多すぎるハッシュタグが原因で、投稿が連携されない場合もあるのです。明確な個数は決まっていませんが、上手く連携できない時はハッシュタグを減らしてみましょう。
インスタグラムで行う複数枚投稿は、Xでは連携できません。URLのリンク、リンクからインスタグラムへ移動後の表示は通常通り行えるものの、X上では正しく表示できない仕様となっているのです。これは、IFTTTなどの外部アプリを使用した場合であっても、同様となっています。このように、Xとインスタグラムは仕組みが異なっていることを理解し、正しく連携できない場合はこれらに接触していないか確認してみましょう。
位置情報の削除
インスタグラムで投稿した内容に、位置情報が入っていた場合、Xで連携できないという不具合が生じています。位置情報が含まれる投稿をシェアしたい場合は、位置情報の削除を行いましょう。シェアしたい投稿を開き「編集」をクリックします。その後下部に表示される「位置情報の削除」もしくは「位置情報の変更」を行いましょう。「位置情報の削除」を行う方が、確実になります。しかし、位置情報の削除を行ったからといって、必ずシェアできるとは限りません。可能性の1つであると考え、他対処法も試してみましょう。
SNSの強みを最大限に活かしてみよう!
新型コロナウイルスの影響により、これまで以上にSNSの影響力が拡大していくと予想されています。年代・性別を問わず、利用者の増加が予測されているのです。つまり、今まで通りの運用では、影響力や拡散力を獲得することは難しいということです。一般的な活用であれば、これまで通りで問題ありませんが、「影響力を持ちたい」「インフルエンサーとして活躍したい」と考えているのであれば、SNS媒体それぞれの特徴から併用するメリットを理解しておきましょう。特徴を理解し、効果的に連携させることができれば、多くのメリットを得られフォロワー増加が見込めます。SNSそれぞれの強みを最大限に活かし、新しいライフステージを手に入れてみましょう。
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