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インスタグラムで圧倒的人気!韓国インスタグラマーの魅力と取り入れるべきインスタグラム発信術

インスタグラムで圧倒的人気!韓国インスタグラマーの魅力と取り入れるべきインスタグラム発信術
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根強い人気を誇る韓国インスタグラムの魅力とマーケティング活用術

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日本では、度々韓流ブームが発生しています。2003~4年にかけ放送された「冬のソナタ」が最も古いブームとして記憶に残っている人も多いことでしょう。韓国人俳優への熱狂的ファンが誕生し、東京ドームでファンミーティングを行うほどの人気となりました。2010年、K-POPブームが到来し、再び日本で韓流ブームが発生します。第二次韓流ブーム、第三次韓流ブームは、これらK-POPスターがけん引していったといっても過言ではないでしょう。

2020年、日韓合同プロジェクトにより誕生したNiziUにより、再び韓流ブームが訪れたと言われていますが、実は韓流ブームはそれ以前から長く続いています。地上波メディアだけではなく、インスタグラムやYouTubeなど、SNS媒体の中で圧倒的人気を有し続けているのです。なぜ、日本人の多くが韓国文化、韓国人インフルエンサーに魅了されるのでしょうか。そこには、韓国の文化、韓国人インフルエンサーだけが持つ魅力が関係しています。

この記事では、韓国でのインスタグラム事情と、日本でも人気を集めている韓国人インスタグラマーの実情についてご紹介していきましょう。韓国人インスタグラマーの魅力を理解することにより、新しい形を持ったマーケティングが実施できるようになり、埋もれがちだった情報の多くを、消費者に届けられるようになります。2021年は、日本国内外に目を向け、多くの技術を学んでいきましょう。

#韓国ファッション(429.1万件)

韓国と日本の関係について、「良好ではない」と考える人も珍しくありません。多くの歴史的要因、そして現在の政治的問題から、韓流ブームについても不信感を持っている人が存在するのです。しかし、このようなネガティブな部分は、一部分だと言えるでしょう。インスタグラムでは、「韓国」「韓国ファッション」など、韓国に関するハッシュタグが非常に積極的に用いられています。その数は、#韓国ファッションの場合、429万件以上にものぼるのです。これは、不動の大人気コンテンツである#レシピ(122万件)や#メイク(666.8万件)と比較しても、引けを取りません。

また、2020年2月韓国観光公社から発表された2019年度訪韓人数からも、韓国人気の高さを理解することができます。2019年、韓国を訪れた日本人は、約327万人です。日本を訪れた韓国人はさらに多く、558.4万人となっています。韓国は、中国に次ぐ、第2位の訪日外国なのです。このようなデータから、韓国人気が揺るがし難いものであることがわかります。韓国の魅力、そしてそれらを先導する韓国人インスタグラマーの特徴を把握することにより、あらゆるメリットを企業にもたらすことが可能です。さらに、インバウンドの効率的な獲得にも繋げられるでしょう。

韓国と日本の炎上の違い

インスタグラムなどのSNSを利用していると、度々発生するのが「炎上」と呼ばれるものです。ある1つの事柄をきっかけに、大勢が独自の思想を発信し、収拾がつかないほどの言い争いに発展します。事は言い争いだけにとどまらず、悲しい事件を引き起こすことも珍しくありません。日本でも、韓国でもこの炎上騒動は頻繁に発生しています。双方の炎上は類似する部分もありますが、異なる部分も存在するのです。

韓国では、政治や歴史に関連する事柄が、炎上する傾向にあります。政治思想や社会思想などのイデオロギーに関連する情報発信が、炎上しやすい項目だと言えるでしょう。日本でも同様の理由により炎上が発生するものの、ファッションやタトゥー、タバコなど日常的な事柄にたいしての炎上が目立ちます。妊娠・育児中の女性のファッションが不適切である、食べ物で遊ぶような表現は不適切であるなどです。このような日常的な事柄での炎上は、コンテンツや広告の萎縮を招いてしまいます

つまり、日本では批判・炎上を避けるため当たり障りのないコンテンツ、広告になりやすいということです。K-POPアイドルは、カラフルな装いが印象的ですが、日本のアイドルはダークな制服という実情を思い浮かべてみましょう。日本では、当たり障りのないコンテンツ発信が多く、多くの情報に一瞬で埋もれてしまうのです。韓国の特徴を取り入れず、これまでのようなコンテンツ・広告を発信するようでは、効果的なマーケティング効果は望めないでしょう。2021年こそ、新しい特徴的なマーケティングを実施していかなければならないのです。

韓国人インスタグラムの魅力

ここでは、韓国人インスタグラム、インフルエンサーの魅力についてご紹介していきましょう。韓国人が発信する情報、インフルエンサーたちには、日本では見られない特徴が数多く存在します。なぜ、ここまで日本人から必要とされるのか、度々日本で韓流ブームが発生するのか、正しく理解していきましょう。

類似する文化

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韓流ブームが度々発生し、韓国で発生した流行がそのまま日本人に受け入れられる背景には、類似する文化が関係しているのです。日本と韓国は同じアジア圏に存在し、食文化や家族構成、生活に関する価値観に様々な類似点が存在します。一夫一妻制という基本的な部分から、祝い時に飲酒するという習慣、韓服(はんぼく)着物というそれぞれの伝統衣装が存在するなど、多くの類似点が存在するのです。このように、基本的な文化、思想や歴史が近しいと、行き来する情報をスムーズ受け取ることができます。

ドラマであっても、表現される日常がかけ離れていれば、設定を理解し受け入れるまで時間がかかってしまうでしょう。日本と韓国の場合、文化を理解したり、異なる日常に抵抗を感じることが少なく、スピーディーにそして好感を持って情報を受け取ることが可能なのです。

しかし、ほとんど全てが一致しているというわけではありません。全てが一致していれば、日韓問題など存在しないでしょう。この、全てが一致していない部分も、韓流ブームに関係しています。文化やその他の要素に類似点は多いが、異なる魅力が存在することにより、日本で韓流ブームが発生しやすいのです。日本と韓国の違いにより、日本は韓国ブームを飽きることなく、むしろ夢中になって追い求めていると言えるでしょう。

インスタ映え文化

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韓国で誕生し、日本で大流行したものは、チーズハットクや電球ソーダなどの飲食物ばかりではありません。動くうさ耳帽子やスタディープランナー、人生4カットと呼ばれるプリクラ機など、様々な物が日本で流行しているのです。韓国で誕生したものが、日本で大流行する要因は、韓国が若者中心のマーケティングを意識していることと、インスタ映えなどSNS媒体の存在を念頭に置いたビジネスを考えているためだと言えるでしょう。

例えば、人生4カットと呼ばれるプリクラ機です。このプリクラ機は、1995~7年頃に日本で誕生した、初期型のプリクラ機に類似しています。加工サービスがほとんどなく、カット割りも単調なものとなっています。これら初期型プリクラ機は、瞬く間に消滅し、現在の日本ではほとんど出回っていません。同様の機器を韓国が手掛けると、大流行となるのです。要因は、レトロさに加え、SNSで発信する手法までマーケティングに組み込んでいるためです。人生4カットはプリクラ機器で撮影後、専用の場所やお洒落な場所で携帯電話を使って再び撮影します。それらをインスタグラムに公開し、大勢へと拡散するのです。

このように、インスタグラムなどのSNS媒体で、自主的に発信するよう仕向けることが、マーケティングでは必要となります。そのためには、SNS媒体を積極的に活用する若年層をマーケティングに取り込むこと、そしてSNS媒体を使った拡散手法までをマーケティング内容を設定しておくことが重要です。商品のカラフルさや愛らしさ、個性的な形だけではなく、どのようにしてSNS媒体で発信するかまで決め、それらを消費者に伝えているからこそ、韓国商品は日本で大流行となるのです。

世界規模の発信者を作り出すコンテンツ

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韓国には、世界規模の発信力を持っている優れた著名人、インフルエンサーが数多く存在します。韓国出身のガールズグループBLACKPINKは、アメリカ最大級の音楽イベントであるコーチェラに出演したり、YouTubeで配信したミュージックビデオの再生回数が10億回を突破するなど、圧倒的影響力を保有し続けているのです。日本でも人気の高いBTS(防弾少年団)も、海外メディアから大きな注目を集めています。

韓国文化や韓国人が運用するインスタグラムが優れている点は、世界規模の発信者が存在する部分ではありません。世界に通用する、世界から必要とされるコンテンツを作り出す戦略です。韓国では、長い時間をかけ人材やコンテンツを作り上げます。膨大な費用、時間がかかってしまうものの、国内だけにとどまらない優れたコンテンツを生産することができるのです。優れたコンテンツ、それらがもたらす数多くの実績により、韓国文化や韓国人が運営するインスタグラムの訴求力、説得力が高まり、好循環を作り出しています。

日本には見られない個性

韓国人の運営するインスタグラムには、日本では見られない特徴的な個性が存在します。例えば、特定の食べ物を利用し、それらを使って日常生活を送るという広告を、企業名で発信するなどです。日本であれば、「食べ物を使って遊ぶなど不謹慎・不適切」と炎上することでしょう。しかし、冷静に考えてみれば、それらが注目を集めるためのパフォーマンスであること、広告の影響を受け、若年層が食べ物を粗末に扱うのは、広告そのもののせいではなく、親の教育問題だということがわかります。韓国のインスタグラムでは、日本では考えられないような個性的な広告、マーケティングが多数存在し、刺激的であることから日本人の注目をも集めることができているのです。

こういった状況は、「文化の違い」という言葉を用いれば、簡単に否定することができます。しかしその結果が、当たり障りのないコンテンツ、マーケティングであり、消費者に「日本はつまらない」と感じさせる要因となっているのです。「個性」「炎上」「異端」は、いずれも注目を集める要因であり、非常に近しい特徴をいくつも有しています。これらの違いを理解し、そして上手く活用する戦略が日本には欠けていると言えるでしょう。

異国文化だからこそ許される個性

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韓国のインスタグラムでは、アカウントそのものの個性だけではなく、管理者の個性も際立っています。日本では大きな批判を浴びるタトゥーやタバコといったアイテムが、メガインフルエンサーたちから発信されることも珍しくないのです。韓国人インフルエンサーが許されて、日本人インフルエンサーが許容されない理由は、異国文化というフィルターが存在するためです。類似する歴史、文化を持っていても、「異国」だからというフィルターを通してコンテンツを見るため、多くの事柄が個性として許されます。

個性として多くの事柄が許容されると、それだけ自由度の高いマーケティングが可能となるでしょう。企業側が発信したい情報を、自由に発信することができ、それぞれに個性を発揮したオリジナリティ溢れるマーケティングを実施することができます。それでは、個性を発揮するためマーケティングでは「韓国人インフルエンサーを起用しなければならないのか」と疑問を感じる人もいることでしょう。それも1つの方法ではありますが、それ以外にも出来ることがあります。それが、ブランディングです。

「異国」というフィルターは、様々なものに置き換えることができます。ブランディングし、この企業であれば許される、この商品であれば許容できるという状態を作り出すのです。有吉弘行さん、マツコ・デラックスさんの毒舌だけが許容されるのは、ブランディング成功事例だと言えるでしょう。ペヤング焼きそばで、アップルパイ味など変わり種商品が受け入れられていることも成功事例です。日本企業は、ブランディングの大切さと戦略を、韓国ビジネスから学ばなければなりません。

人気韓国人インスタグラマー

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それではここから、2021年最新版の、人気韓国人インスタグラマーをご紹介していきましょう。韓国人インスタグラマーには、日本人インスタグラマーには見られない様々な特徴が存在します。投稿内容はもちろん、アカウント全体の活用方法など、日本ではあまり見られない手法も用いられているのです。韓国人インスタグラマーの特徴的な発信術を学び、マーケティングやアカウント運用に活かしていきましょう。また、ここでは韓国人インスタグラマーの企業実績についても、ご紹介していきます。実際にどのような企業提携が行われているのか、日本人インスタグラマーとの類似点や相違点を探りながら、読み進めてみましょう。

yyyoo_0112(2.2万人)

2.2万人のフォロワーを抱える、yyyoo_0112さんのアカウントについてご紹介しましょう。このアカウントの特徴は、似たような写真が、連続して3回投稿される部分です。同日、同時間に撮られている写真のため、似ているのも当たり前でしょう。インスタグラムは、3枚の写真が横並びで表示される媒体です。ブランディング例として、横並びの写真の特徴を合わせるというものがありますが、1枚の写真・動画だけでは伝えられない世界観を表現することができます。世界観だけではなく、特徴的なメッセージやインパクトを作り出すことも可能になるのです。

このように、韓国人インフルエンサーの投稿は、いずれも非常に個性的となっています。色味や体型の加工で注目を集めるのではなく、アカウント全体を活用し個性的な特徴によって注目を集めているのです。多くの注目を集めるyyyoo_0112さんのアカウントでは、携帯電話カバーの提携を行っていました。「#협찬문의#협찬(協賛)」「#광고(広告)」は、企業提携案件に用いられるハッシュタグです。企業提携事例を集めたい時、韓国人インフルエンサーのインスタグラムテクニックを学びたい時などに、活用してみましょう。

mynasang(3.5万人)

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mynasangを運用するMINA(みな)さんは、インフルエンサーとしてだけではなく、スタイリストとしても活躍しています。インスタグラムには、カラフルなファッション、様々な場所での撮影風景が投稿されていました。また、特徴的なのは、タトゥーやタバコの表現です。日本であれば大きなバッシングを受けるタトゥーやタバコを隠すことなく、むしろトレードマークとして積極的に公開していました。

等アカウントの魅力は、MINAさんのファッションだけではなく、ヘアカラーやメイク、撮影場所です。大胆なヘアカラーと、ガールギャングのようなダークなメイクは、大勢を惹きつけ大人気となっています。ダークメイクに相反する、フェミニンなファッションも、アカウントのインパクトを強めていました。企業案件は見られなかったものの、日本のインフルエンサーには見られない力強さと個性が存在します。いずれの投稿も、強い信念と主張を感じさせるため、唯一無二のインフルエンサーだと言えるでしょう。

yeanagiwaen(9.4万人)

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강 예나(@yeanagiwaen)がシェアした投稿

강예나(カン・イェナ)さんは、7.8万人以上のフォロワーを抱える、大型インフルエンサーです。ブロンドヘアと、透き通るような白い肌が特徴となっています。강예나さんのインスタグラムには、度々日本に関連する情報が掲載されていました。例えば、日本で放送された映画や女優、漫画本や有名アーティストなどです。このようなことからも、日本と韓国間で文化的交流が続いていること、敵対する気持ち以外のものが存在していることもわかります。

企業提携では、グラフィックコンペとリリースしたフェイスフィルターのPRを行っていました。강예나さんは、工業デザイン学科を先行しているらしく、関連性のある広告だと評価できます。他にも、ファッションアイテムの広告など、積極的に企業提携を行っていました。

q2han(21.3万人)

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Qjin & Qwon: 규진 & 규원(@q2han)がシェアした投稿

双子モデルとして活躍し、インフルエンサーとしても積極的に活動しているのが、q2hanを運用する규진 & 규원(クジン&クウォン)さんです。インスタグラムだけではなく、TwitterやYouTubeなど、様々なSNS媒体を使用し情報を発信しています。규진 & 규원さんたちの魅力は、双子だからこそできる個性的な宣伝、コーディネートです。お揃いのコーディネートも、色違いのファッションアイテムも、双子ならではの個性を遺憾なく発揮しています。企業提携では、バックやキャリーケース、香水やコスメなど幅広いジャンルを取り扱っていました。有名ブランドの広告もあり、信頼度の高いインフルエンサーということがわかります。

kkmmmkk(99.3万人)

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99万人という圧倒的フォロワー数を抱えているのが、강경민(カン・ギョンミン)さんです。モデルやインスタグラマーとして活躍するだけではなく、通販サイトの運営など、幅広い活躍を見せています。エキゾチックで愛らしい容姿は、女性だけではなく大勢の男性をも惹きつけるトップインフルエンサーです。インスタグラム内で着用するファッションは、いずれも自身が運営する通販サイトで購入できるため、経営者としてもマーケティングに参加する一インフルエンサーとしても優れていると言えるでしょう。

강경민さんは、自社商品以外にも、企業提携を行っています。その1つが、インナーパフュームです。下着や肌に近い部分に使用する、フレグランス商品のPRを行っていました。自社商品の宣伝以外にも積極的に関わっていることから、今後ますます幅広い分野でのマーケティング参加が期待されるでしょう。

韓国人インフルエンサーから学ぶべきマーケティング技術

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最後に、韓国人インフルエンサーから、日本企業や日本人インフルエンサーが学ぶべき技術について、ご紹介していきましょう。日本企業、日本人インフルエンサーは、時に効果的なマーケティングを実施しています。しかし、異なる商品のマーケティングのはずが、どこか見覚えのあるコンテンツとなっていたり、差別化ができず知名度・認知度の向上にさえ結びついていないケースが散見されるのです。異国の技術を取り入れ、新しいマーケティングを実施していましょう。

インパクトの重要性

日本でのマーケティングでは、小さな事柄が原因となり、大きく炎上することも珍しくありません。起用したインフルエンサーの素行問題が発生すると、関わった企業・商品にまで大きなデメリットをもたらしているのです。また、タトゥーやタバコ、髪の色やファッションなど、多様性が存在する事柄であっても、激しく批判される場合があります。このような状況を避けるため、マーケティングでは保守的な姿勢が見られるのです。起用するインフルエンサーも一般的で、マーケティング内容も、どこかの企業が実施しているような変わりばえのないコンテンツとなっています

これでは、消費者にインパクトを与えられず、企業・商品の知名度・認知度の向上にも繋がりません。そして、宣伝色が前面に出てしまうことから、嫌悪感を持たれやすく、発信した情報を素直に受け取ってもらうこともできないのです。韓国人インフルエンサーは、それぞれに個性的であり、マーケティングでもその個性を隠そうとはしません。個性を活かし、各々が表現したい方法で、マーケティングを実施します。こういった姿勢を、日本企業、日本のインフルエンサーも見習わなければなりません。炎上と異端は、異なる要素であること、インパクトの重要性を理解しておきましょう。

クオリティ

インパクトと共に求められるのが、クオリティです。インパクトだけであれば、誰でも簡単に作り出すことができます。飲食物の変わり種商品として、これまでになかった味の提供、多くの人々が実施しない奇異な行動などです。インパクトだけを提供してしまうと、その後のマーケティングに繋げられないばかりか、炎上に発展するリスクも高まってしまうため、避けなければなりません。インパクトと共に、味のクオリティやコンテンツのクオリティを向上させることにより、集まった人々の目を商品や企業そのものにつなぎとめることが可能になるのです。

韓国や韓国人インフルエンサーは、インパクトだけではなくクオリティの高さも持ち合わせています。容姿のクオリティだけではなく、マーケティングで発信する情報のクオリティ、オリジナル性など、日本人インフルエンサーに足りない部分が豊富に備わっているのです。K-POPアイドルと、J-POPアイドルの違いに例えると、分かりやすいでしょう。これらのクオリティの差は、世界中への影響力で既に判明しています。インパクトのある外見、音楽だけではなく、内容のクオリティがその後の影響力を左右するのです。フォロワーの多さだけに注目するのではなく、インスタグラムでの投稿内容のクオリティ、発信する情報のクオリティを確認し、質の高いインフルエンサーを積極的に起用するようにしてみましょう。

共に成長するコンテンツ

初めからクオリティの高いインフルエンサーを探すことよりも、共に成長するインフルエンサー、コンテンツを作成するのもおすすめです。日本では、未成熟なものを応援したいという欲求が存在します。AKBグループ、ジャニーズジュニアなどがこれらに該当すると言えるでしょう。NiziUの圧倒的人気からも、日本人の心理が読み解けます。未成熟な姿に共感し、成長する姿に歓喜し応援したいという思考が生まれるのです。このような心理を活用することにより、長期的な人気、影響力を生み出すことができます。

共に成長するコンテンツでは、注意点もあるため、解説していきましょう。それは、成長のレベルです。未成熟な状態から、圧倒的クオリティまで、コンテンツをブラッシュアップしていかなければなりません。韓国文化は、その先のクオリティの高さ、圧倒的成長が体現されている部分が優れていると言えるでしょう。圧倒的クオリティを作り出すと、未成熟な時代を知らなかった層まで、取り込むことができます。つまり、「未成熟さを応援したい」という層と、「優れたコンテンツに惹かれる」層どちらも取り込むことができるのです。

日本では、「優れたコンテンツに惹かれる」層の多くを取りこぼしています。未成熟のまま、一般人と大差ない状態ばかりが膨大に誕生し、カリスマ性を失っているのです。マーケティングでは、単発的な利益ではなく、韓国文化のように長期的な関係を目指してみましょう。目先の利益ではなく、先々の収益や資産のため、先行投資が必要なのです。

世界を視野に

日本の人口は、毎年確実に減少しています。前年から50万人以上も減少し、2020年時点で約1億2,700万人となりました。人口の減少は、2009年から続き11年連続となっています。そのため、これからのマーケティングでは、世界を視野に入れていかなければなりません。韓国人インフルエンサーのように、世界でも通用するコンテンツ、言語の活用が必要不可欠なのです。

また、世界を視野に入れるメリットは、他にも存在します。日本人の人口は、毎年着実に減少しているものの、日本に住む外国人の人数は年々増加しているのです。つまり、外国人へ通じるコンテンツを作成することにより、日本に住む外国人の取り込みにも役立てることができます。ちなみに、日本に住む外国人の多くは、20~30代前半です。若年層へ影響するコンテンツの作成も、考えていかなければなりません。

発信力に目を向ける

人口の比率、資産状況等により、日本ではX~Y世代に向けたサービス、マーケティングが主流です。しかし、インスタグラムなどのSNS媒体を積極的に活用しているのはZ世代である若年層となっています。X~Y世代も、SNS媒体を利用しているものの、積極的な発信が見られるかといえば、そうではありません。視聴、検索などが専門で、自ら進んで情報を発信しないというユーザーも少なくないのです。情報発信を積極的に行わない層だけをターゲットにした場合、情報が拡散されず、ブームが一過性で終わる恐れがあります。また、流行も小規模で単発的になってしまう可能性が高いのです。

SNS媒体を活用するマーケティングでは、発信力及び発信する意思を持った、若年層を取り込むようにしてみましょう。若年層が興味を持ち、そして拡散したくなるようなコンテンツを、マーケティングに取り入れるのです。韓国では、若年層に向けたマーケティングが積極的に行われています。現在もなおインスタ映えを念頭に、カラフルで個性的な形状を持つ商品を、積極的に販売しているのです。

若年層など発信力に目を向けたマーケティングにより、韓国のブームがそのまま日本に到来し、さらに大きなブームを発生させていることは周知の事実です。チーズハットクや電球ソーダなど、形状も色彩も日本には存在しなかった個性的な商品が、一大ブームを発生させています。これからのマーケティングでは、若年層を上手く取りこみ、拡散媒体として活用できるコンテンツを発信していきましょう。そのたえにも、若年層が興味を持つ事柄、中心人物となるインフルエンサーの理解が必要です。

韓国インスタグラムの強みを取り入れ個性的なマーケティングを

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隣国韓国には、優れたコンテンツや技術、それらを発信する有能なインフルエンサーが多数存在します。彼らから多くの要素を学び、マーケティングに取り入れていきましょう。これまでに得られなかった顧客層、インプレッションを獲得することが可能です。しかし、言語や文化、インフルエンサーへの依頼方法等も異なることから、韓国人インフルエンサーを起用することは現実的ではありません。

マーケティングでは、細部にわたるコミュニケーションが必要となるため、言語・文化の違いは大きな壁となりマーケティングを遅らせる要因となるでしょう。そこで、有能な日本人インフルエンサーと企業を繋ぐ、マッチングプラットフォーム「トリドリマーケティング(旧コラボマーケティング)」の利用を検討してみてください。在籍しているのは、企業提携実績を持つ優れたインフルエンサーたちです。コミュニケーションも、ノウハウやスキルも申し分ありません。また、数多くの企業実績を成功させたトリドリマーケティングの助言を受け、マーケティングそのものをブラッシュアップすることも可能です。海外の手法を取り入れ、日本人インフルエンサーを活用した最新マーケティングを実施してみましょう。

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