コロナ禍創業も1年半で6店舗に拡大。Instagramに絞った広報で集客できたワケとは


株式会社Innovation Planning

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【導入目的:ブランディング・集客】

コロナ禍も相まってSNS集客はますます重要性を帯びてきました。ショッピング機能が追加されたInstagramのようにSNS自体もビジネス展開するコンテンツの幅が広がってきています。

そんな時代を捉え「SNS=看板」と仰ったのはInnovation Planning代表の中島竜臣氏です。2020年京都にオープンしたレストランはコロナ禍にも関わらずわずか1年半で6店舗まで拡大。SNSコンサルも手掛ける彼にインフルエンサーマーケティングについて伺ってきました。

目次

1 Instagramに絞った広報で、わずか1年半で1店舗から6店舗に拡大

2 インフルエンサーからのアドバイスでお店のアカウントを成長させた

3 認知の前に商品力。本質的に捉えることがインフルエンサーマーケティングのカギ

Instagramに絞った広報で、わずか1年半で1店舗から6店舗に拡大


——サービスの導入に至った経緯を教えてください

元々インフルエンサーマーケティングに興味があり、コロナ禍で合理的に認知を広げる手段はこれしかないと思い導入に至りました。

トリドリマーケティングを選んだ一番の理由はコストの低さ。当時トライアルがあったので利用させていただきました。実際に使って良いサービスだと感じ継続的に使うようになりましたね。

使い始めて気づいたのが、ナノインフルエンサーのほうがリアルな投稿だということ。フォロワー数1000人2000人でもインフルエンサーさんの友達が来てくれたりと、むしろメリットが大きい環境だなと。それからひたすら使い続けています。

­——普段マーケティングや広報の施策はどのようなものを行っていますか?

基本Instagram1本です。

今の時代、SNSが看板の代わり。SNSをやっていない=看板のない店と同じことだと思いますよ。当然アカウントを運用するにあたって、A看板やハザードのように文字やデザインもこだわります。

Instagram自体、機能や流行が日々変わっていくものなのでフィード投稿は試験的に投稿していますよ。背景を統一させたり必ずロゴを付けたり。最近は写真に文字入れをしています。今までは担当者がフィード投稿の文章を頑張ってくれていたのですが文章まで追ってくれるユーザーも少ないので、画像に文字情報を載せるほうが目を引くのではと。

­——全キャンペーンを通した感想、感じた効果を教えてください

一店舗目のオープンと同時にトリドリマーケティングを導入したのですが、おかげで1年半で6店舗まで拡大することができました。

Instagramでブランディングの質が向上し、認知拡大のきっかけが増えたと捉えています。

インフルエンサーからのアドバイスでお店のアカウントを成長させた

——中島さんご自身のInstagramアカウントもフォロワー3000人越えと多いですよね。元々SNSに詳しかったのでしょうか?

いえいえ、全くそんなことはなかったです。僕自身SNSには疎く旧世代的発想だったんですよ。

商売を始めるうえでSNSをやる必要があるなと思い、まずは自分のアカウントを開設しました。どうしたらリーチが伸びるかなど試行錯誤し当時フォロワー2000人程まで増えたのですが、この規模でもSNSの影響力を実感しましたね。

お店のアカウントは自分で培ったノウハウだけでなく、トリドリマーケティングを使って来店してくれたインフルエンサーさんにも色々と教えていただき構築していきました。写真の撮り方やプロフィールについてアドバイスをいただいたり、誤字脱字に気づいてDMをしてくださったり。このフィードバックはとても参考になりました。

­——2020年7月から断続的にトリドリマーケティングを利用していただいていますが、その意図や背景を教えてください

トリドリマーケティングを利用するタイミングは、新商品や新サービスを出すとき。弊社のマニュアルにも組み込んでいます。

プレスリリースのような感覚でトリドリマーケティングを使っていますね。

認知の前に商品力。本質的に捉えることがインフルエンサーマーケティングのカギ


——これからインフルエンサーマーケティングに取り組もうとしている人に向けてアドバイス・メッセージをお願いします

インフルエンサーさんの投稿次第で売上が上がるという考え方は間違っていて、例えばトリドリマーケティング内でインフルエンサーさんを集めるときにペルソナとかけ離れた人ばかり集まってしまったのであればお店自体のブランディングに問題があります。

お店や商品のブランディングやマーケティング施策がふわっとしているのに、インフルエンサーさんの良し悪しが原因だと疑うのは他責にしているのと同じこと。自然とペルソナに当てはまる人物から募集が集まるようなブランディングにすべきなんです。「消費者にどう届けたいか」という本質的なところに目を向けてほしいですね。

またインフルエンサーマーケティングを始めて認知が拡大すればお客さんが来ると思っている人が正直多いです。前提として良い商品、良いお店でないといけないですよね。ここをはき違えずに考えることが大事です。

それからインフルエンサーマーケティングは最低でも半年の継続が大前提。SNSの成功方法はお店づくりと同じでブランディングまで考える。盲目にやりつづけるのではなく仮説検証しながら運用していくことが必要です。


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